高尾山で見られる野鳥(バードウォッチング)

ツバメ

お馴染みのツバメです。
高尾山とその周辺の山のある八王子市では、市街部を除いたほぼ全域でツバメの飛ぶ姿が見られます。
ただ、山では少ないようです。

ツバメが好きなのは細い流れの清流です。
飛びながら水面に浮かんでいる虫を捕らえる様です。
水面の1mほど上空を飛んでいて、時々急降下をしてクチバシを水面に着けています。

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ウグイス

4月から6月にかけて、高尾山から陣馬山の稜線の山道では、そこここでウグイスの鳴き声の“ホーホケキョ”を聞くことが出来ます。
高尾山に登る遊歩道の内では表参道の1号路は、人通りが多いからか声を聞くとこは少ないですが、2号路や3号路や稲荷山歩道の自然林の多い歩道では良く聞きます。
高尾山から陣馬山の稜線の上の縦走路や、稜線に連なっている登山道でも良く声を聞きます。
ただ、今のところ、高尾山とその周辺の山でその姿は見ていません。

ウグイスは声は良く聞くのですが、その姿を見ることは希です。
枝や葉が繁栄している雑木林の中で鳴いていることが殆どなので、よほど根気よく現れるのを待っていないと見られません。
待つと言っても人の通りの多い高尾山の歩道で、長時間立ち止まっているのは通行の妨げになりかねませんので、お薦めできません。
特に2号路や3号路の様に人一人がやっと通れる狭い道ではなおさらです。

もっともウグイスという小鳥は、羽の色は全体にくすんだ深緑色なので、お世辞にも綺麗とか可愛いとか言われる鳥ではありません。ウグイスも自分の容姿を知っているので出てこないのかも知れません。

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カワガラス

綺麗な渓流に生息する鳥です。
高尾山の北を流れる小仏川で一度見たことがあります。雪の降った翌日に見たので、住んでいた渓流が降雪で埋もれて餌の虫が捕れなくなったので小仏川に一時的に避難してきていたのかもしれません。

高尾山と周辺の山では、相模原市の沢井川とその支流に冬から初春にかけて1羽か2羽が生息しているようです。今年と昨年、ほぼ同じところで、カワガラスを何度も見かけました。同じ個体と思います。

ぽってりとした胴体に小さな頭を細い尾羽と脚を付けた格好をしている鳥です。全身濃い茶色の羽に覆われていて美しいと言われる鳥ではありませんが、丸まっこい姿なので愛嬌があります。

カワガラスと言う名前ですが、黒いカラスの仲間ではありません。もっとも、カワガラスと言われれば、なるほどカラスに似ている、と言う姿をしています。

この鳥は、沢に潜って川底の石に生息している川虫を食べています。相当な急流でも頭から水没して、流れの底を歩いて川虫を探しては食べています。

ジージーと可愛げのないだみ声の鳴き声が特徴があります。大抵は一羽の単独で行動をしていますが、希につがいで行動している姿も見かけます。
里山にも住んでいる野鳥ですが、人間は嫌いらしく、10mほども近づくと、飛んで逃げてしまいます。逃げる方向は、なぜか上流が多いです。

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コゲラ

里に住むキツツキで、キツツキの仲間のなかでは最も小さな鳥です。
市街地でも大きな森が近くにあれば、庭の木をたたいている姿を見ることも出来ます。
高尾山では、1号路など、人通りの多い歩道でも見ることが出来ます。

頭上でタタタタタッと木をたたく音がすれば、まずコゲラかヤマガラと思って間違いは無いです。
太い樹木の樹皮に垂直につかまって、素早く上下左右に移動します。
人は余り恐れない鳥で、3m程に近寄って観察をしていても逃げません。

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アカゲラ

高尾山に上る登山道では、1号路、6号路ではほとんど見かけません。稲荷山歩道でドラミングの音や鳴き声を良く聞きます。
高尾山から陣馬山の稜線上の道や、陣馬山登山道、景信山登山道では良くドラミングの音や鳴き声を聞きます。
ドラミングや鳴き声は良く聞くのですが、姿が見られるのは5回に1度くらいです。ヒヨドリと同じくらいの大きさの鳥です。鳩より若干小さいです。

キョキョッと特徴のある鳴き声なので、一度覚えればアカゲラの鳴き声と直ぐに分かります。
ただ、同じキツツキの仲間で、やはり高尾山に生息しているアオゲラと鳴き声はほとんど一緒で区別はつきません。
アオゲラは高尾山ではほとんど見ることはないので、キョキョの声が聞こえたらアカゲラと思って間違い無いでしょう。

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ヤマガラ

スズメの仲間の小鳥です。高尾山では、シジュウカラと同じくらいによく見かけます。鳴き声に特徴があり、チュチュビービー、チュチュビービービーと鳴きます。
大抵は単独で行動しているのですが、冬から初春にかけては他のカラ類のシジュウカラやエナガと数羽の群れを作って行動していることもあります。

黒い頭に白い頬、体は色合いの良い茶色の羽毛で覆われています。
色の組み合わせを読むと地味に思えるのですが、木の枝を飛び回っているヤマガラは恐ろしく派手に見えます。

面白い鳥で、キツツキの様に木の枝をつついていることが良くあります。ドラミングと言って、タタタタタッと木をたたいている音がしたときに、その音が小さいときにはコゲラかもしくはヤマガラの可能性が高いです。

人なつこい鳥なので、高尾山では餌付けされてしまったヤマガラが問題となったことがあります。
人の1m程の距離の木の枝や岩にヤマガラが降りてきて、人が動かなければ一通り遊んで逃げないでいます。

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ヒガラ

スズメの仲間で、とても小さな野鳥です。シジュウカラと同じ様なデザインなので見分けが付きにくいのですが、シジュウカラに比べて一回り小さく、またシジュウカラと違ってお腹の毛に黒い縦の模様は入っていません。
他の相違点では、シジュウカラの背中の羽の一部が緑がかっているのに対して、ヒガラには緑色の羽はなく灰色一色です。

シジュウカラに比べると見ることの少ない鳥です。
シジュウカラよりは人を警戒する様です。2m程の距離でも少し動くと逃げてしまいます。

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シジュウカラ

スズメの仲間です。高尾山と周辺の山で一番多く見かける小鳥です。
ペットショップで売られている桜文鳥と似た様なデザインの野鳥で、頭が黒く頬が黒く、背中がグレーで、お腹の毛は白か薄い灰色です。
お腹に黒い縦の模様が入っているのが特徴です。
「黒ネクタイを絞めた小鳥がシジュウカラ」と覚えると分かりやすいです。

冬から初春にかけては4、5羽の小さな群れで行動しています。
枝から枝に飛び移り、時には小枝にぶら下がったりしています。

あまり人を恐れない鳥で、1、2mの距離があれば、人がじっとしていれば逃げないでいます。

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ヒヨドリ

人里に多く住む野鳥で、鳩よりも半周り小さな大きさです。
高尾山のある八王子市でも、市外を除くほとんどの地域で飛び回っている姿を目に出来ます。
高尾山や周辺の山に登る時に必ず目にする野鳥でしょう。

ムクドリと共に野鳥の大きさの比較対象とされる鳥です。例えば「鳩よりは小さくヒヨドリとほぼ同じ大きさ」という風に使われます。
ムクドリが里と里山で多く見かけ、深山に入ると殆ど見られなくなるのに比べて、ヒヨドリは陣馬山の登山道でも見ることが出来ます。
人里に住んでいる鳥にしては、人に対する警戒心があり、近づこうとするとさっと飛んで逃げてしまいます。

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