スパッツ

スパッツは靴やパンツの裾が汚れるのを防いでくれます。
また、木の葉や木の枝や小石が靴の中に入るのを防ぎ、雨が降った時に靴の中が濡れるのを防いでくれます。
登山では必須のアイテムですが、高尾山と周辺の山の登山では必須ではありません。
しかし、あれば重宝します。

スパッツの種類

スパッツには丈の短いショートと、丈の長いロングの2種類があります。中間の丈のものをミドルスパッツという場合もあります。
また、素材をみると、透湿防水性のものと防水性だけのものがあります。
左がロングスパッツ、右がショートスパッツです。どちらも生地はゴアテックス製です。
ロングスパッツとショートスパッツの比較

価格が安く取り扱いも簡単なのはショートスパッツですが、丈が短いので汚れ防止という点では踝の上辺りまでしか保護してくれません。

ロングスパッツは膝下やふくらはぎ全体を覆うくらいの丈があります。
丈が長いので身につけるのがショートスパッツに比べると面倒になります。
しかし、階段などで足を高く上げたりした場合に靴底がふくらはぎに触れたりする場合でも、汚れを防止してくれます。使用する生地の量が多いので価格はショートの二倍程度となります。

防水透湿性の生地は、殆どがゴアテックスを使用しているので、高価となります。
わたしの使用した体験では、スパッツに必要なのは防水機能だけで、透湿機能は不要に思えますが、気に入ったデザインのスパッツがゴアテックス製なので、やむなく高価なゴアテックス製のスパッツを使用しています。

選び方

スパッツを閉じるファスナーの位置や大きさが使い勝手に大きく影響してきます。
ファスナーは側面に有る方が、背面にあるよりも使い勝手が良いようです。しかし、これは好みによるかもしれません。

ショートスパッツは靴の中に小石や小枝が入るのを防いでくれるほか、足元が汚れるのを防いでくれます。
しかし、登山では階段など足を高く上げたり低く降ろしたりする場面も多くあり、そうしたときに靴底が足に触れると、ふくらはぎや弁慶の泣き所辺りに汚れがつきます。
汚れを防ぐのが目的ならロングスパッツがお薦めです。
主に、小石や小枝の進入を防ぐ目的ならショートスパッツがお薦めです。

ゴム紐の遠し方によって、紐が切れた場合の対処が異なってきます。
大抵のスパッツはこの写真のスパッツのように、金具でゴム紐を固定します。
切れたゴム紐を外して、新しいゴム紐を通せば済むので楽なのですが、欠点としては、石や木の根に触れたときに金具が潰れてしまい、ゴム紐を外すことも新しいゴム紐を通すことも出来なくなってしまうことがあることです。
金具のスパッツ

ゴム紐にだんご結びを作り、スパッツにあけられた穴を通す写真の様なスパッツもあります。
このタイプのスパッツの場合、予備のゴム紐を用意する場合に、事前にだんご結びを用意したりしなければならないので多少面倒ですが、金具を使わないので潰れてゴム紐の交換が出来なくなると言う欠点がありません。
穴型のスパッツ

メンテナンス

ゴム紐が切れたときの対処法

スパッツは靴底にゴム紐を通して、そのゴムの伸縮力で柔軟性を保ちながら固定されるのですが、ちょっとした岩や石がある道を歩くと、このゴムが摩耗して切れてしまいます。
北アルプスの岩場を歩くと1日に2回3回とゴム紐を取り替えることもありますが、高尾山や周辺の山ならそれほどの頻度で切れることはまずありません。
それでも、高尾山稲荷山歩道など岩の露出している登山道がいくつかあるので、何回も歩いているうちに切れてしまうことはあります。
切れないような工夫をすると共に、切れたときのために予備のゴム紐を持っておくと良いです。

予備のゴム紐の作り方

購入したスパッツの靴底を巡るゴム紐は、むき出しの場合が殆どです。
むき出しのゴム紐を使うと、歩いていて簡単に着れてしまいますので、これを防ぐ方法を工夫します。

ホームセンターの園芸用品コーナーで売られている、耐油性のビニールホースを購入します。
スパッツに付属しているゴム紐の太さに合わせて、ホースの太さを選びます。
あまり細すぎると、ホースの中をゴム紐を通すことが出来なくなるので、やや太めのものを選びます。
大抵は1m単位の販売なので、最小単位の1mを購入します。

ホースを靴底の幅より少し長めに切って、中にゴム紐を通します。
ゴム紐をスパッツにつけます。
予備のゴム紐も、耐油性ホースで覆っておくと、切れにくくなります。

予備のゴム紐と、耐油性ホースです。
ゴム紐の太さに応じて、2種類の太さの耐油性ホースを使っています。
予備のゴム紐

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