穂高連峰縦走2 » 西穂高岳-奥穂高岳

西穂高岳から奥穂高岳まで、水場も山小屋もなく、数十メートルの高さの岩場の上り下りを繰り返す道が続きます。
クサリ場は特に困難な数カ所にのみあります。ほぼ全区間で三点姿勢が必要となります。岩場での三点姿勢を取りながら上り下りが出来ないと、途中で進退が窮まってしまうルートです。クサリは、一枚岩でとりつく島もない様な、特に困難な箇所にしかありません。クサリがないと岩場の進退が出来ないという人は立ち入れません。

西穂山荘-西穂高岳-奥穂高岳-穂高山荘
所要時間:7時間30分から11時間30分ほど。
体力 :5。
技術力:5。

西穂高岳

所要時間は2時間から3時間ほどです。
西穂山荘を立つとすぐに森林限界の上の道に出て、ハイマツの中の道を歩きます。岩場の道ですが、丸山までは足だけで歩ける道です。丸山を過ぎ西穂独標にかかる辺りから手も使わないと先に進めない岩場となります。この先の道を考えれば特に困難な岩場ではありませんが、数回上り下りをすると西穂高岳の山頂に達します。
西穂高岳までは多くの登山者が訪れています。

森林限界の上の稜線の道なので眺望は抜群です。

西穂山荘にある登り口。
ここはまだ樹林帯です。
西穂山荘の登り口

ハイマツに覆われた稜線に出ます。
稜線の上に出ると抜群の眺望となります。
ハイマツの稜線

朝日を浴びる笠ヶ岳。
朝日を浴びる笠ヶ岳

振り返ると焼岳と乗鞍岳が見えます。
焼岳と乗鞍岳

2452mの丸山が見えてきました。
丸山

丸山の先の稜線です。
まだ岩場にはなりません。
丸山の先の稜線

西穂独標の岩のピーク。
西穂独標

西穂独標の下のクサリ場。
西穂独標の下のクサリ場

西穂独標。
西穂独標

西穂独標から見た西穂高岳の方角。
岩のピークの数だけ、これから登り下りを繰り返します。
西穂独標から見た西穂高岳

西穂独標の下り。
西穂独標の下り

岩の斜面を斜めに横切る道。
岩の斜面の道

ピラミッドピーク。
ピラミッドピーク

岩の登り道。
ここから先はこの様な道が殆どとなります。
岩の登り道

岩の傾斜。
45度くらいでしょうか。
岩の傾斜

西穂高岳の山頂の直下。
西穂高岳の山頂の直下

西穂高岳の山頂。
西穂高岳の山頂

西穂高岳の山頂から見た穂高岳。
西穂高岳の山頂から見た穂高岳

西穂高岳と上高地を挟んだ対岸にある霞沢岳。
西穂高岳と上高地を挟んだ対岸にある霞沢岳

南の焼岳と乗鞍岳。
焼岳と乗鞍岳

笠ヶ岳。
笠ヶ岳

西穂高岳のピーク。
西穂高岳のピーク

西穂高岳から奥穂高岳までの道

所要時間は5時間から8時間ほどです。
足で歩ける区間はわずかしかありません。殆どの区間は手足を使う必要があります。登っては下り登っては降る作業を繰り返します。経過時間の割に直線距離が殆ど稼げません。

ルートは白ペンキでマーキングされているので、マーキングを忠実にたどり、三点姿勢を確実に取れば、難しいルートではなくなります。ロッククライミング的な要素がある道ですが、垂直の傾斜はないので、登り下りの途中で疲れれば、岩に体の重心を預けて休むことも出来ます。自分でザイルを持ってゆく必要はありません。
このルートで特に厳しいと思われるのは、岩場が登り一方ではなく、登りと同じ数だけ下りがあることかもしれません。

所要時間が長く、避難場所がなく、エスケープルートは岳沢しかないので、出発前に天気予報を確認する必要があります。不安のある天候なら出発を見合わせる勇気が必要なルートです。

いつまでこの岩が続くのだろうとぐったりしてきた頃に奥穂高岳の頂がえてきます。

西穂高岳の北に連なる岩のピーク。
穂高連峰の核心部に入ります。
穂高連峰の核心部

岩の王国の穂高岳も鳥は自由に通ってくるようです。
ホシガラスやイワヒバリを見かけます。
ホシガラス

石に覆われたピーク。
この先はこの様は風景が続きます。
岩に覆われたピーク

遠くから見た岩のピークは険しくてとりつく島がない様に見えます。
遠くから見た岩のピーク

近づいてみるとそれほど険しい岩場ではありませんでした。
近づいて見た岩のピーク

間ノ岳の登り。
穂高間ノ岳の登り

間ノ岳の山頂。
穂高間ノ岳の山頂

連峰の北の端にある槍ヶ岳の姿。
槍ヶ岳

ここから、先の岩のピークを見ます。
岩のピーク

岩の斜面を斜めに登ります。
斜度は40度ほど。
岩の斜面の登り

天狗岳の下の長いクサリ場。
天狗岳下の長いクサリ場

天狗岳の山頂。
穂高天狗岳の山頂

登る岩の斜度。
60度から70度くらいでしょうか。
岩の斜度

天狗岳の北にある天狗のコル。
天狗のコル

天狗のコルにある岳沢の分岐。
西穂高岳からここまで2時間から3時間ほどです。
岳沢の分岐

天狗のコルから見た岳沢。
西穂奥穂のコースで唯一のエスケープルートです。
天狗のコルから見た岳沢

天狗のコルから見た笠ヶ岳。
笠ヶ岳

一望できる場所まで登って見た岳沢。
岳沢

ロッククライミングでは登山者がルートを自分で見つけなければなりませんが、穂高縦走の岩のルートは白ペンキでマーキングされて居るので、登山者はその後をたどります。
ルートは非常によく考えられて作られています。
この岩場は正面を避けて、まず左に回り込みます。
岩場を左に回り込みます

左に回り込んでゆくと、正面からは見えないところに岩の裂け目があり、裂け目に沿って登ります。
岩の裂け目の登り

岩のピークの上に立ちました。
殆どのピークはこの様に登ってゆきます。
岩のピーク

雷鳥のつがい。
雷鳥のつがい

長いクサリ場。
長いクサリ場

クサリを登ってから右に移動します。
右に移動します

ピークに立つと、奥穂高岳の山頂が見えてきました。
ピークから奥穂高岳の山頂が見えてきました

何度か通るヤセ尾根の一つです。
ヤセ尾根を通ります

このクサリ場は、遠くから見ると一枚岩に見えてとりつく島もありませんでした。
と言って、右か左に回り込める様にも見えなかったので、どの様に登るのか不思議に思って近づいたのですが、クサリが垂れ下がっていました。
穂高のクサリ場

岩場の登り。
中央上に人が登っているのが見えます。
岩場の登り

この岩の登りの斜度。
60度から70度くらいでしょうか。
岩の斜度

登って来た岩のピークを振り返ります。
登って来た岩のピークを振り返ります

奥穂高岳の山頂に連なる馬の背が見えてきました。
上に人が数名立っています。
奥穂高岳からジャンダルムまでは腕試しの登山者がかなりの数、往復しています。
奥穂高岳の馬の背

馬の背に取り付きます。
馬の背

奥穂高岳の山頂。
奥穂高岳の山頂

奥穂高岳から穂高山荘までの道

所要時間は30分ほどです。
西穂奥穂を歩いてきた後なので、拍子抜けするくらい楽な道をくだりますが、穂高山荘の手前に岩場があり、ハシゴが設けられています。

奥穂高岳の山頂には社があります。
奥穂高岳の社

奥穂高岳の山頂の様子。
西穂から奥穂まで数名の人しか出会わないので、ここで大勢の人を見てびっくりします。
奥穂高岳の山頂の様子

奥穂高岳から穂高岳山荘に通じる道。
岩と石の稜線歩きの道で、間が抜けて見えるかもしれません。
奥穂高岳の先の道

穂高岳山荘の手前の最後にハシゴ場があります。
穂高岳山荘

穂高岳山荘の建物がはっきりと見えてきました。
穂高岳山荘

水と食事

水は西穂山荘を過ぎると穂高岳山荘まで手に入りません。必要な量を持参します。

穂高岳山荘で夕朝食付きの宿泊が出来ます。

宿泊場所

穂高岳山荘までありません。

穂高岳山荘

宿泊料金。
1泊2食付き:9000円。
素泊まり :6000円。
夕食   :1700円。
朝食   :1300円。
お弁当  :1000円。
個室1室につき8000円。最大15室。
1泊夕食(または朝食)のみ、お弁当のみの受付も可能です。
また、テント泊のお客様も、夕食・朝食・お弁当をご利用いただけます。

水:1L150円。(宿泊者は無料)

「予約不要、ただし5名以上は予約希望」

電話番号
穂高山荘直通
電話:090-7869-0045
FAX:090-7698-8990

標高約2996m。

テント場あり。30張り。600円。

URL:http://www.hotakadakesanso.com/

穂高岳山荘。
穂高岳山荘

目次

  1. 焼岳
  2. 西穂高岳-奥穂高岳
  3. 奥穂高岳-北穂高岳-大キレット
  4. 南岳-槍ヶ岳
  5. 飛騨沢

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