白根三山縦走1 » 北岳

甲府からバスで揺られて広河原へ。2泊3日の山旅です。電車とバスの公共交通機関を利用します。
南アルプスの代表的な登山口の広河原から白根三山の縦走を始めます。広河原はマイカー規制が敷かれているので自家用車で入ることは出来ません。芦安か奈良田の駐車場に車を止めてシャトルバスで移動するか、甲府か身延からのバスを利用することになります。
広河原から肩ノ小屋までは一途の登り道です。このルートは有名な八本歯のコルは通りません。

広河原-二股-北岳肩ノ小屋
所要時間:4時間から5時間5分ほど。
体力 :2。
技術力:0。

広河原の風景

広河原は有数の登山基地だけあって、独特の風景を持っています。
山擦れした登山者が輪を作って地面に座り込んでいる姿は、中国の古典の梁山泊を彷彿させます。
ここはバス停の他、乗り合いタクシーの乗り場があります。

バスの降り場は端にある広い駐車場です。ここから登山口まで歩いて行く途中にバスの乗車場があり、山から下りてきた人がたむろしてバスの到着を待っている姿をみかけます。
乗車場には広河原インフォメーションセンターがありますが、これと言った設備はトイレしかなく、二階は休憩所となっています。

登山口の吊り橋にかかるあたりで、大樺沢の上に北岳が見られます。
吊り橋を渡った野呂川の向こう岸には広河原山荘があります。
ここから二股まで大樺沢沿いの道を登ります。二俣まではそれほど厳しい勾配のない道です。

午前9時前の甲府駅南口6番バス乗り場です。週末は大勢の人がバスを利用します。
甲府駅のバス停

広河原のバス降り場。
乗り場と降り場が別の場所になっています。広い駐車場の真ん中に降りるので、東西南北の方向がつかめません。
先におりた人の後について行きます。
広河原のバス降り場

広河原のバスの駐車場内に設けられているトイレの列。
広河原のトイレ

乗り合いタクシーの乗り場。
広河原インフォメーションセンターの前にあります。
乗り合いタクシーの乗り場

広河原でバスを待つ人たち。
広河原でバスを待つ人

広河原インフォメーションセンター。
バスの乗車券もここで売られています。
広河原インフォメーションセンター

広河原インフォメーションセンターの一階。
綺麗なトイレがあるので、すいているシーズンはこちらのトイレを利用したいです。
広河原インフォメーションセンターの一階

広河原インフォメーションセンターの二階。
床全体にベンチが置かれ、休憩所となっています。
奥に掲示板があります。
広河原インフォメーションセンターの二階

広河原から肩ノ小屋までの道

広河原から肩ノ小屋までは4時間から5時間5分ほどです。
北岳の山頂に立ち、北岳山荘まで足を伸ばすことも可能です。その方が二日目の行程が楽になるのですが、南アルプスの夕方はよく曇るので眺望は得られないことが多く、逆に早朝は晴れることが多いので眺望をほしいままに出来る可能性が高くなります。北岳からの眺望は、見ずにやり過ごすには惜しいのです。

二俣で大樺沢の雪渓(左俣)を登って八本場のコルを経由して北岳山荘を目指す道と、右俣を登って肩ノ小屋を目指す道の分岐があります。
7月中旬の大樺沢雪渓は、登るのにアイゼンがないと無理なようです。(下ってくる人はアイゼンを履いていませんでした)
ここから小太郎尾根の上に抜けるまでが厳しい登りとなります。

水は登山口の広河原小屋の裏に水場がありります。大樺沢沿いを登るあいだは沢から水を汲めます。肩ノ小屋では1L100円で水が売られています。

ドコモの携帯電話は、広河原から肩ノ小屋まで全区間通話が可能です。

健脚が早朝に出発すれば、農鳥小屋まで足を伸ばせるでしょう。(甲府からのバスの便の利用者はバスの到着時刻が遅いので無理です)

南アルプス林道のゲートを通り右側の吊り橋を渡ると登山道が始まります。
南アルプス林道のゲート

大樺沢と北岳
大樺沢の流れの上に北岳が見えます。

野呂川にかかる吊り橋。
端の中程から上流と下流を見るとなかなかの景観を楽しめます。
野呂川にかかる吊り橋

広河原山荘。
宿泊のほかに食事もとれます。
テント場やコインシャワーも併設されています。
広河原山荘

大樺沢沿いの道を二俣の分岐まで登りますが、勾配はきつくはなく歩きやすい道です。
大樺沢沿いの道

ここまで暑かった気温が、雪渓が見えだす辺りからグンと下がります。
大樺沢の雪渓

二俣の分岐。
四叉路となっています。
二俣

右股の登り道。
ここにも雪渓がありますが、幸い雪の上を歩かずにすむ道がつけられています。
右股の登り道

雪が多いのか根曲がりのダケカンバが多く見られます。
根曲がりのダケカンバ

斜面をジグザグに切って登ります。
ジグザグの道

右股の斜面一杯にキンポウゲが咲いています。
キンポウゲのお花畑

小太郎尾根の上に出ます。
小太郎尾根

小太郎尾根の上に出ると、視界が開け周囲の山が見られます。
小太郎尾根の先に見える甲斐駒ヶ岳。
甲斐駒ヶ岳

仙丈ヶ岳。
仙丈ヶ岳

小太郎尾根の先に見える北岳。
小太郎尾根から見た北岳

北岳の斜面に咲くハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲ

標高3000mの北岳の肩にある肩ノ小屋。食事もとれます。
北岳肩ノ小屋

水と食事

水は広河原山荘と白根御池小屋と肩ノ小屋で手に入ります。広河原山荘と白根御池小屋は無料、肩ノ小屋は有料です。

広河原山荘で軽食が食べられます。広河原山荘と肩ノ小屋と北岳山荘では食事付きの宿泊が出来ます。

携帯電話

広河原から肩ノ小屋までドコモは使えました。

宿泊場所

広河原には国民宿舎広河原ロッジと広河原山荘があります。
途中には白根御池小屋があります。
北岳の山頂の周辺には肩ノ小屋と北岳山荘があります。

広河原山荘

宿泊料金。
1泊2食付き:7700円。
素泊まり :5000円(寝具付き)。
弁当   :900円

水場あり。無料。

収容人員:80人。
「要予約」

電話番号
広河原山荘:090-2677-0828

GW、6月中旬から11月上旬まで営業。

テント場あり。100張り。500円。

広河原山荘。
広河原山荘

広河原山荘のメニュー。
広河原山荘のメニュー

広河原山荘のコインシャワー。
広河原山荘のコインシャワー

白根御池小屋

宿泊料金。
1泊2食付き:7800円。
素泊まり :5100円。
お弁当  :1100円。

アルファー米を使った山菜おこわ・炊き込みご飯・ちらし寿司・カップラーメン・パンが売られています。

水場あり。無料。

電話番号
090-3201-7683

テント場あり。50張り。500円。

URL:http://outdoor.geocities.jp/shiraneoikekoya/

肩ノ小屋

宿泊料金。
1泊2食付き:7500円。
素泊まり :4500円(寝具つき)。
素泊まり :3500円(寝具なし)。
お弁当  :1000円。

水有料。1L100円。

電話番号
055288-2421
090-4606-0068
FAX:055288-2433

標高3000m。

テント場あり。500円。

食堂のメニュー。
肩ノ小屋特製うどん・ラーメン・おでん・カレーライス・おしるこ・コーヒー・紅茶などがあります。

URL:http://www2.ocn.ne.jp/~kitadake/

肩ノ小屋。
北岳肩ノ小屋

肩ノ小屋の水。
1L100円です。
減菌された水なので(殺菌でないので)、気になる方は煮沸します。
肩ノ小屋の水

肩ノ小屋のトイレ。
トイレは清潔が保たれています。ただ、どういう加減か風向きによってひどく臭うときがあります。
肩ノ小屋のトイレ

心憎いことに、手洗いの水が用意されています。
肩ノ小屋の手洗水

肩ノ小屋のテント場。少し下がったところにあります。
テントから朝日と富士山、北岳を一望できます。これほど贅沢な眺望のテント場も珍しいです。
肩ノ小屋のテント場

北岳山荘

宿泊料金。
1泊2食付き:7900円。
素泊まり :5200円(寝具つき)。
素泊まり :4200円(寝具なし)。
お弁当  :1100円。
夕食   :1600円。
朝食   :1100円。

収容人員:150人。
「予約希望」

電話番号
北岳山荘:090-4529-4947
南アルプス市観光商工課:055-282-6294

6月下旬から11月3日まで営業。

テント場あり。80張り。600円。

北岳山荘。
北岳山荘

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