白根三山縦走2 » 北岳間ノ岳農鳥岳

北岳山頂からの眺望を満喫してから、中白根山、間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳と3000m峰をいくつも越えて大門沢小屋を目指します。
2泊3日の山旅のルートとして白根三山の縦走路はそれほど長い道のりではなく、本来なら楽に歩けるのですが、甲府から広河原までのバスの便の都合で午前11時の入山となるので、二日目に北岳から大門沢小屋までを歩かなければなりません。途中、農鳥小屋もあるのですが、午前中に着いてしまう位置にあるので、ここに泊まると三日目が長い道のりとなります。大門沢の下りは厳しいのでバスに間に合わないかもしれません。
正念場の二日目です。

北岳-間ノ岳-農鳥岳-大門沢小屋
所要時間:8時間25分(わたしの歩いた時間)から8時間55分(山と高原の地図参考)ほど。
(12時間以上かかったグループが2組いましたので、山と高原の地図の所要時間はあまりあてにならないかもしれません)
体力 :5。
技術力:2。

肩ノ小屋から北岳までの道

所要時間は30分ほど。
北岳の山頂は点ではなく、いくつかのピークが林立しています。その中の一番高いところが日本第二の高峰です。小屋から近いので、小屋泊まりの人が朝食の前に登っています。

早朝の南アルプスは晴れることが多いので、たっぷりと北岳からの眺望を楽しみます。左右の裾の均整のとれた富士山。典雅な仙丈ヶ岳。日本アルプス随一の金字塔を持つ甲斐駒ヶ岳。オベリスクの突起が特徴的な鳳凰山。南には大きな間ノ岳の山塊があります。伊那谷の向こう側には木曽山脈が横たわっています。

肩ノ小屋から見た富士山。
富士山

肩ノ小屋の朝日。
朝日

肩ノ小屋からの登り始め。
肩ノ小屋からの登り始め

北岳の山頂の手前の登り。
北岳山頂直下の登り

北岳の山頂。
北岳の山頂

北岳から見た仙丈ヶ岳。
仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳の向こうに乗鞍岳が見えます。
乗鞍岳

仙丈ヶ岳の右の奥に焼岳から穂高岳、槍ヶ岳の連嶺が見えます。
穂高岳

伊那谷を挟んで木曽山脈が見えます。
木曽山脈

八ヶ岳。
左が蓼科山、右が赤岳。赤岳の左奥に噴煙を上げる浅間山が見えます。
八ヶ岳

甲斐駒ヶ岳。手前のピークが邪魔をしています。右奥の山は八ヶ岳です。
甲斐駒ヶ岳

鳳凰山。
鳳凰山

間ノ岳。
間ノ岳

富士山。
富士山

北岳から間ノ岳までの道

所要時間は2時間40分ほどです。
北岳山荘のある鞍部に下る坂は少し急です。見たところヤセ尾根なのですが、すらすらと歩けます。視界を遮るものはなにもないので、3000mの稜線からの眺望を恣に出来ます。

鞍部から中白根岳に登り、正面に間ノ岳、振り返ると北岳が望めます。ここから眺める北岳は颯爽としていて、重厚な間ノ岳と好対照です。

間ノ岳からは三峰岳に通じる道と農鳥岳に通じる道の二筋が見て取れます。北岳からは間ノ岳の影に隠れていた塩見岳など南アルプスの南半分の山が見えます。運が良ければ雷鳥の親子が見られます。

北岳の頂を後にして間ノ岳を目指します。3189mの間ノ岳の山頂が見おろしている様な錯覚がします。
間ノ岳までの道

朝日の当たらない北岳の西の斜面一杯にハクサンイチゲが咲いています。
ハクサンイチゲ

間ノ岳までの稜線の道が見て取れます。
間ノ岳の稜線の道

北岳山荘のある鞍部までヤセ尾根が続いています。
ヤセ尾根

北岳山荘。
肩ノ小屋から1時間ほどです。
北岳山荘

北岳と間ノ岳のあいだのコルから中白根岳を見上げます。
北岳と間ノ岳のコル

中白根岳の山頂。
中白根岳の山頂

中白根岳から見た北岳。
中白根岳から見た北岳

中白根岳から見た間ノ岳。
中白根岳から見た間ノ岳

間ノ岳の下の石の道。
間ノ岳の下の道

間ノ岳の山頂。
間ノ岳の山頂

間ノ岳から見た農鳥岳。
間ノ岳から見た農鳥岳

間ノ岳から見た木曽山脈。
間ノ岳から見た木曽山脈

間ノ岳から見た仙丈ヶ岳。
間ノ岳から見た仙丈ヶ岳

間ノ岳から見た三峰岳。
間ノ岳から見た三峰岳

間ノ岳から農鳥岳までの道

所要時間は2時間35分ほどです。
間ノ岳から農鳥岳までは若干の岩場があります。三点姿勢を使うほどではありません。農鳥岳の山頂からは稜線を外れて山腹を通り、大門沢の分岐に至ります。

間ノ岳から鞍部を通って西農鳥岳までの道が一望できます。
西農鳥岳への道

間ノ岳と西農鳥岳の鞍部。
鞍部

ライチョウのオス。
特別天然記念物として保護されているので、人をあまり恐れません。
雷鳥の雄

ライチョウのメス。
この時期は子育てをしていることが多いので、驚かさない様に観察をしていれば、黄色に茶色の模様の入ったヒナライチョウが見られるかもしれません。
雷鳥の雌

農鳥小屋。
テント場があります。
水場は往復20分から30分の所にあります。
農鳥小屋

間ノ岳と西農鳥岳の鞍部から西農鳥岳を見上げます。
間ノ岳と西農鳥岳の鞍部

西農鳥岳の登り。
西農鳥岳の登り

西農鳥岳のお花畑。
白い花がハクサンイチゲ、紫の花がオヤマノエンドウ、黄色い花がキンバイソウです。
西農鳥岳のお花畑

視界の開けた稜線の道が続きます。
西農鳥岳の道

西農鳥岳の山頂付近から見た農鳥岳。
この前後は岩場歩きとなります。
西農鳥岳から見た農鳥岳までの道

農鳥岳の頂の下の道。
農鳥岳の道

農鳥岳の山頂。
農鳥岳の山頂

農鳥岳から大門沢小屋までの道

所要時間は2時間40分から3時間10分ほどです。
大門沢の分岐から小屋までは厳しい坂道が続きます。大門沢小屋に着く頃には膝がガクガク言っているかもしれません。
3000m峰を5つ越えて一日の疲れが蓄積しているところに、斜度が急なうえに倒木があったり道が荒れている道を歩きます。

水場は農鳥小屋と大門沢にありますが、農鳥小屋の水場は往復20分から30分かかるので、大門沢まで歩ける分の水を持った方が良いでしょう。

農鳥岳からの下り道。
稜線から東がわに降ったところに道があります。
農鳥岳の下り

道から見下ろした大門沢の深い谷。
この谷まで一気にくだります。
大門沢の深い谷

農鳥岳と広河内だけの鞍部にある大門沢の分岐。
黄色い鉄塔の様な標識とケルンが目印です。
大門沢の分岐

20度以上ありそうな斜面をジグザクを切って降ります。
大門沢の斜面

数カ所、倒木が道をふさいでいました。
倒木

厳しい下りが続きます。
厳しい下り

大門沢の支流の一つ。
滝の様に流れ落ちています。
滝の様な沢

ドコモの通話圏を知らせる看板。
大河原から大門沢まで、ドコモの携帯はほぼ全区間で通話できます。
ドコモの通話圏

大門沢にかかる手作りの橋。
金属製のパイプで橋を造り、丸木をくくりつけた橋なので、とても滑りやすいです。
大門沢の橋

大門沢小屋。宿泊のほかに食事もとれます。
大門沢小屋

水と食事

水は農鳥小屋と大門沢小屋に水場があります。どちらの水場も無料です。

農鳥小屋と大門沢小屋で夕朝食付きの宿泊が出来ます。

携帯電話

北岳から間ノ岳、農鳥岳までドコモは使えました。
ただ、わたしのドコモの携帯は、大門沢小屋では圏外となり通じませんでした。小屋の電話は使えていたので、機種による違いかもしれません。

宿泊場所

農鳥小屋、大門沢小屋があります。

農鳥小屋

宿泊料金。
1泊2食付き:7000円より。
素泊まり :4500円より(寝具付き)。
素泊まり :3500円より(寝具なし)。
弁当  :1000円。

収容人員:120人。
「予約希望」

電話番号
0566-48-2533
留守電の場合はお名前、連絡先、予約日、人数を録音してください。

標高:2800m。
7月1日から11月6日まで営業(予定)。

テント場あり。50張り。500円。

農鳥小屋。
農鳥小屋

農鳥小屋の価格表。
農鳥小屋の価格表

大門沢小屋

宿泊料金。
1泊2食付き:7500円より。
1泊1食付き:6500円より。
素泊まり :4500円より(寝具付き)。
素泊まり :3500円より(寝具なし)。
弁当  :1000円。
シャワー:500円。

水場あり。無料。

収容人員:100人。
「団体は予約希望」

テント場あり。50張り。500円。

電話番号
FAX:0556-48-2648
大門沢小屋:090-7635-4244(7:00-18:00)

標高1800m。
7月1日から10月15日まで営業。

URL:http://www.daimonzawa.com/

大門沢小屋。
大門沢小屋

小屋の前で冷やされていた飲料と缶ビール。
飲料と缶ビール

大門沢小屋のメニュー。
大門沢小屋のメニュー

大門沢小屋のトイレ。
穴が掘ってあるだけでした。
トイレ

大門沢小屋のテント場。
見たところ数張りのテントしか張れそうにないので、50張りのテントは他に張るのでしょう。
テント場

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