白根三山縦走の後書き(所要時間など)

七月中旬の白根三山はキタダケソウやハクサンイチゲ、イワベンケイなどの高山植物が沢山の花を咲かせています。
白根三山の縦走路はとても人気の高い道ですが、この季節は訪れる人はまだまだ少ないです。

目次

  1. 白根三山縦走1 » 北岳
  2. 白根三山縦走2 » 北岳間ノ岳農鳥岳
  3. 白根三山縦走3 » 奈良田
  4. 白根三山の花
  5. 白根三山の交通情報
  6. 白根三山縦走の気候と装備
  7. 白根三山縦走の後書き(所要時間など)

所要時間の実際

地図で山旅の計画を立てているときは、白根三山を縦走するのに要する日数は農鳥小屋で止まれれば1泊2日でした。ところが電車やバスの時刻表を調べてみると、初日のスタートがどうしても遅くなることが分かり、肩ノ小屋か北岳山荘泊まりにしなければならなくなりました。広河原から北岳までなら日帰りで往復できるのにと、時間が無駄になった気がして残念に思いました。

実際に歩いてみると所要時間は、
初日が10:56から15:56までの5時間。(広河原から肩ノ小屋)
二日目が5:56から15:26までの9時間30分。(肩ノ小屋から大門沢小屋)
三日目が5:01から8:08までの3時間7分。(大門沢小屋から奈良田バス停)
かかっています。(休憩時間を含んでいます)

3日間で17時間37分歩いています。
わたしは一日8時間以上歩くことが多いので、1泊2日の行程だったことが証明された様なものでした。

電車とバス

高尾駅始発の電車が甲府駅に着いても芦安や広河原行きのバスはありません。電車の着く少し前に芦安行きのバスは出てしまっています。芦安や広河原に向かう路線バスは電車の時刻表とは無関係に運行されているようです。甲府駅からバスを利用する大半の登山者は中央線でやってくるので、バスと電車の運行をすりあわせてくれると利用者としては大いに助かります。
山梨交通に一考をお願いしたいことです。

実際の装備

山小屋には泊まらずにテント泊で過ごしました。
当然、テントの他にシュラフ、エアマット、食べ物など一式を背負って歩くので、山小屋泊よりも重くなります。カメラや水まで入れた重量は約15kgです。

所要時間について

文中に書いた所要時間は、短い方がわたしが実際に歩いた時間(休憩時間は除いてあります)、長い方が昭文社の「山と高原」の地図に書かれている所要時間です。1つしか書かれていない時間はわたしが実際に歩いた時間です。山と高原の地図の白根三山の所要時間は早かったり遅かったりと速度が一定していない様なので余り参考になりません。

北岳から大門沢までの実際の歩行時間ですが、午前5時頃に出発して午後6時頃に大門沢に着いたグループもありました。間ノ岳や農鳥小屋まではわたしの視界に中を歩いていたので、農鳥岳の岩場や大門沢の険悪な下りでペースが遅くなったようです。

帰宅してから北岳の花を調べてみて、人気の高いことがわかりました。
これだけの量の高山植物の花を見たのは久しぶりです。
固有種の北岳草は人気の高い花ですが、特にこだわっていなくて探さなかったので見られませんでした。

数ある縦走路の中でも白根三山はもっとも人気の高い道の一つではないでしょうか。
日本第二の高峰の北岳から始まり、間ノ岳、農鳥岳と三座の3000m峰を越えて奈良田に降りる2泊3日の山旅です。
山旅全体はそれほど体力も技術も必要としないのですが、電車とバスを利用する場合は山小屋の位置の都合から二日目の行程に体力的なしわ寄せがあります。

高尾駅発の始発に乗って甲府に着いてもバスの便が午前9時までないときがあります。
登山シーズンに合わせたいわゆる夏期ダイヤでバスが運行される前に時期ですと、土日の週末のバスは午前9時丁度甲府駅発、午前11時頃広河原着の便を利用する事になります。
広河原着が午前十11頃なので、北岳に登るのも午前11時過ぎ開始となります。このため、初日は北岳肩ノ小屋か北岳山荘に泊まることになります。出発が午前7時かせめて午前9時ならば、農鳥小屋まで足を伸ばせます。

初日が肩ノ小屋か北岳山荘となる事で、二日目に大門沢小屋まで歩かなければならなくなります。このルートはかなりの距離がある上に、山小屋の夕食の時間の午後5時に合わせるには相当の速度で歩かなければなりません。これが二日目の体力的なしわ寄せです。

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