八ヶ岳縦走6 » 蓼科山

蓼科山

八ヶ岳縦走の最後を飾るのは諏訪富士の別名を持つ蓼科山です。山旅の終点は武田信玄の隠し湯と言われる親湯です。下山後に一泊して旅の疲れを温泉で洗い流すのも良いでしょう。親湯まで歩かずに蓼科山登山口のバス停から茅野駅まで行くことも出来ます(バスの便がとても少ないので時刻表に合わせて下山する必要があります)。

双子池-大河原峠-蓼科山-親湯
所要時間:6時間50分ほど。
体力 :3。
技術力:2。

目次

  1. 編笠山
  2. 赤岳
  3. 横岳-硫黄岳-夏沢峠-天狗岳
  4. 中山-縞枯山
  5. 雨池山-三ツ岳-北横岳-大岳
  6. 蓼科山

双子池から大河原峠までの道

所要時間は1時間10分ほど。
双子池ヒュッテの脇から双子山への道を登ります。勾配もなかなかきついのですが、一部笹が道を覆っていて歩きにくいのが困ります。晴天でも早朝にこの道を歩くと、夜露をたっぷり含んだ笹の葉に触れて衣類がびしょびしょになります。雨天だと雨具を着ているのでむしろ濡れないかもしれません。この道は通る人が少ないようです。
双子山の山頂はだだっ広いところです。山頂から大河原峠まではすぐです。

双子池ヒュッテの脇から双子山の登山道が始まります。
双子山の登山口

笹に覆われて道。
笹の道

双子山の山頂付近。
双子山の山頂付近

双子山の山頂。これだけ広々としていれば、どこに山頂の標識が立っていても、そこが最高地点だと信じてしまいます。
双子山の山頂

ゴゼンタチバナ。
北八ヶ岳は樹木が多いため、高山植物はあまり見られません。
ゴゼンタチバナ

大河原峠に下る道。
山頂から峠まで30分はかかりません。
大河原峠に下る道

大河原峠。
大河原ヒュッテがあります。
大河原峠

大河原峠から蓼科山までの道

所要時間は2時間15分ほど。
傾斜の大きな区間が2カ所あります。
一つが大河原峠からの取り付く辺りで、将軍平に続く稜線の上に出るまでです。
もう一つが将軍平から蓼科山の山頂までのでです。
どちらも地図上の直線距離は短いですが、厳しい道です。

大河原峠から将軍平に向かうと、すぐにきつい上り坂、途中から緩やかとなります。雨が降った後は道が沢の様になります。

将軍平に達すると蓼科山の山頂はすぐですが、岩の急斜面が待っています。山頂はちょっと珍しい風景で、石が平らかに敷き詰められた様になっています。

大河原峠から蓼科山への登り道。
雨の後は道が沢の様になるので、防水のしっかりとした登山靴が必須です。
大河原峠の登り道

先の見えない登り。
先の見えない登り道

登っている斜面の傾斜。20度前後ありそうです。
登りの傾斜

稜線の上に出ました。
大河原峠から40分から50分ほどかかります。このあとは将軍平まで殆ど勾配はありません。
稜線の上の道

縞枯山と同じ様な立ち枯れた木が蓼科山にもあります。
立ち枯れた木

将軍平の蓼科山荘。
うどんやラーメンの他にチャイやエスニックオヤキなど多彩なメニューがあります。山荘の前に仮設テントが張られ土産物が並べられています。八ヶ岳縦走で見てきた山小屋の中で、一番活気のある山小屋です。(たまたま週末だったので土産物を並べていたのかと思い、晩秋の夕方に通ったときの写真を見てみたら、やはり土産物が並んでいました)
将軍平の蓼科山荘

将軍平から蓼科山の山頂間では岩の登り道です。
蓼科山の登り道

岩の上に黄色のペンキのマーキングが施されています。
岩の上のマーキング

蓼科山の山頂。
蓼科山の山頂

蓼科山の平らな頂。(他の写真と撮影日が異なります)
蓼科山の平らな頂

蓼科山から見た八ヶ岳(右奥)と横岳(左手前)。(他の写真と撮影日が異なります)
蓼科山から見た八ヶ岳

蓼科山から親湯までの道

所要時間は3時間25分ほどです。
山頂から蓼科山登山口のバス停までひたすら下ります。途中に中だるみの様なところはありません。前日に通った大岳から双子池の下りもすごい道ですが、こちらの道の方が上かもしれません。

蓼科山登山道のバス停前には民宿をかねたドライブインの女ノ神茶屋があり食事もとれます。ここから親湯までは信玄棒道と呼ばれる戦国時代の道の跡の一部をたどります。

バス停は親湯入口が利用されていますが、数百メートル歩いたプール平のバス停まで行けば、蓼科温泉共同浴場の日帰り温泉があり、商店もあります。バスが来るまで湯につかっても良いし、売店で八ヶ岳の土産物を購入するのも良いでしょう。

蓼科山の山頂から登山道にとりつく辺りの道がすこしわかりにくいです。黄色のマーキングをたどります。
蓼科山の下りの入り口

針葉樹林帯の下り道。
針葉樹林帯の下り

広葉樹林帯の下り道。
広葉樹林帯の下り

岩が苔むしたあたりの下り道。
苔むした岩のある下り

笹に覆われた下り道。
笹に覆われた下り

女乃神茶屋と蓼科山登山口バス停がある県道に降りてきました。
女乃神茶屋と蓼科山登山口バス停

蓼科山登山口バス停の時刻表。(2011/4/29-10/30)
蓼科山登山口バス停の時刻表

女乃神茶屋。
女乃神茶屋は民宿を兼ねたドライブインで、食事がとれます。
女乃神茶屋

女乃神茶屋の横にある信玄棒道の入り口。
信玄棒道の由来もここに書かれている説明文でわかります。
信玄棒道の入り口

信玄棒道。
信玄棒道

歩道から車道に道が変わります。
林道

親湯。
武田信玄の隠し湯と言われています。1552年に信玄棒道が建設されましたが、この頃から親湯は武田軍の傷病兵の湯治湯として利用されたと伝えられています。
親湯

プール平バス停。蓼科温泉共同浴場や商店があります。
プール平バス停

プール平バス停の時刻表。
茅野駅に向かうバスの本数は、蓼科山登山口バス停よりもずいぶん多くあります。
プール平バス停の時刻表

山旅の終わり

長い山旅、お疲れ様でした。
八ヶ岳連峰の南端の編笠山から北端の蓼科山まで無事に縦走ができました。
ここから茅野駅まではバスで、茅野駅からは中央本線でゆったりと帰れます。

杖突峠から見た蓼科山です。
これが諏訪富士の由来の姿です。
杖突峠から見た蓼科山

茅野市から見た南八ヶ岳。
左から横岳、阿弥陀岳(手前)、赤岳(奥)、権現岳、編笠山が見えます。
茅野市から見た南八ヶ岳

杖突峠から見た八ヶ岳の全景。
右端の編笠山から右端の蓼科山まで、今回の山旅で歩いた主要な頂が見て取れます。
杖突峠から見た八ヶ岳の全景

大河原ヒュッテ

宿泊料金。
1泊2食付き:7500円より。
素泊まり :4500円より。

収容人員:50人。
「要予約」

電話番号
0266-79-5494
FAX:0266-79-6167
090-3558-5225

標高2100m。
通年営業。
テント場なし。

URL:http://www.yatsugatake.biz/

大河原ヒュッテ。
大河原ヒュッテ

蓼科山荘

宿泊料金。
1泊2食付き:7500円より。
素泊まり :4000円より。

収容人員:60人。
「要予約」

電話番号
0266-76-5620(FAX兼用)
090-1553-4500

標高2350m。
5月上旬から11月上旬まで営業。
テント場なし。

URL:http://www7a.biglobe.ne.jp/~g-factory/tateshinalodge/yama.html

蓼科山荘。
蓼科山荘

建物の前に綺麗に並べられた土産物や記念品。
土産物

蓼科山頂ヒュッテ

宿泊料金。
1泊2食付き:8000円より。
素泊まり :5500円より。

収容人員:60人。
「要予約」

電話番号
049-266-9264
0266-62-3717
FAX:049-266-9265
090-7258-1855

標高2530m。
4月下旬から11月上旬まで営業。
テント場なし。

URL:http://tateshinayama.web.fc2.com/new/index.html

蓼科山頂ヒュッテ。
蓼科山頂ヒュッテ

蓼科山頂ヒュッテのメニュー。
蓼科山頂ヒュッテのメニュー

目次

  1. 編笠山
  2. 赤岳
  3. 横岳-硫黄岳-夏沢峠-天狗岳
  4. 中山-縞枯山
  5. 雨池山-三ツ岳-北横岳-大岳
  6. 蓼科山

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