鴨沢-雲取山

雲取山の登山で最も歩かれている道の一つが鴨沢から七ツ石山を巻いて小雲取山、雲取山に至るルートです。晴天の週末ともなると、始発電車に合わせて出発したバスが鴨沢バス停に着く頃には、道路沿いの駐車場は満杯になってしまいます。

鴨沢の標高が約520m(わたしのGPSの計測値による)、雲取山の山頂が2017mですからここからの標高差は1497mです。往復すれば累積標高は2倍の2994mとなります。

ルート上に岩場などの危険箇所は無く、急勾配の箇所は堂所-七ツ石山の下の間に岩の坂が僅かにあることと、奥多摩小屋-小雲取山の間に高低差100mほどの急坂があるだけです。登山の初心者でも安心して歩くことの出来る道です。

道が歩きやすく勾配も緩やかなので、日帰り登山をする登山者の多くは鴨沢を往復しています。

登山口に多くの駐車場が有り、それらが満杯となっても山の奥にも駐車スペースが多数も受けられているので、乗用車での登山にうってつけの登山口です。

公共機関

公共交通機関の便は良く、立川駅始発の電車で奥多摩駅に向かえば、午前6時前後(年によって若干変わる)奥多摩駅発の鴨沢方面行きのバスに乗ることが出来るので、午前6時半過ぎには歩き出すことも可能です。バス利用の注意点は、平日と休日ではダイヤが大きく異なっていることです。それと、電車がホームに着いてから鴨沢方面行きバスが発車するまでの時間差が僅かしか無いので、トイレに立ち寄ったりすると間に合いません。登山シーズンの週末には、トイレによったばかりにバスに乗り遅れてしまった登山者が大抵一人は取り残されています。

復路にバスを利用する際の注意点です。
終バスの時刻は19時過ぎとかなり遅くまで運行していますので、18時過ぎを目安にした下山計画を立てれば終バスに間に合うでしょう。
注意点は、殆ど時間に遅れずにバスが運行している点です。遅れたとしても1分前後なので、終バスの時刻が迫ってきたらバス停までは走ってでも時間内にたどり着く必要があります。

車道

奥多摩町氷川(奥多摩駅)から鴨沢までは2車線の国道ですが、一部のトンネルはセンターラインの無い狭い道で大型車(バスなど)が通行するときはすれ違いが出来ないので、進入するときは注意した方が良いでしょう。道路沿いは過去に繁盛した観光地の残滓と言った風情で、閉店した店が点在しています。目立った新しい建物は奥多摩湖の「水と緑のふれあい館」ぐらいですが、この建物は旧道に面しているので、通常の国道ルートを通るときに目にすることはありません。

駐車場

駐車場は国道沿いの鴨沢バス停の周辺に多数ありますが、みな規模が小さく、一つの駐車場の収容台数は多く張りません。ただ、あちこちに小規模の駐車場が設けられているので全体の収容台数はかなりのものです。この辺りの駐車場は、当たり前ですが有料です。

また、林道を登山道の方に走って行くと、林道の途中に無料の駐車場が幾つか設けられています。止められる台数はそれほど多くありませんので、ここに止められない車は付近の林道の路肩に止める様になりますが、僅かでも坂の上まで車で登れると言うことなのでいつも混んでいます。
ちなみに、この駐車場のいくつかは、登山道を横切る様に設けられているので、登山のアプローチに適しています。

トイレ

鴨沢バス停の横に公共トイレが併設されています。

登山道の途中にはありませんが、雲取山の山頂の避難小屋の横にくみ取り式のトイレがあります。

もう一つは、山頂の北にある雲取山荘は有料の水洗トイレが置かれています。大変に清潔に保たれているトイレです。

水場

鴨沢登山口で手に入ります。

登山口と堂所の丁度中間の杉と檜の林の登る時に左側(上側)に水が湧き出している箇所があります。週末で登山者が多ければ水汲みの順番待ちの行列が出来ているので見落とすことは無いでしょう。登山道からは5mほど登るだけです。
人がいなければ気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。

奥多摩小屋の南側斜面を数十メートル下った所に水場があります。ちょっとした坂を上り下りする上に、この後に小雲取の急坂が待っているので、位置的にはちょっと厳しいです。
山頂避難小屋に泊まる予定なら、この水場は貴重です。
奥多摩小屋の手前の登山道に、小さく「水場」と書かれた標識があります。

雲取山荘に冷たい水がホースで引かれていて、水道の様に手軽に使えます。たいへんに美味しい水で、「日本一美味」と絶賛する登山者もいるくらいです。

雲取山の位置

旧分国の西多摩郡と秩父郡の境に位置する2000m峰です。

わたしの雲取山登山記

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