越後三山は檜枝岐村の更に奥の山という印象が強かったので足が遠のいていたのですが、実は意外に近い山でした。
往路は栃木と会津の境の山王峠を越えて桧枝岐から銀山平へと走ったのですが、このルートよりも復路に使った小出ICから関越道に乗り北関東自動車道路を使った方が約半分の距離で済むことを実際に走って知りました。
新潟県は名山と呼ばれる山が多くあります。
北から名をあげれば、朝日連峰、飯豊連峰、魚沼三山、頸城三山などです。魚沼三山に今回登る駒ヶ岳が含まれていますが、銘酒に名が使われている八海山の方が有名かもしれません。
駒ヶ岳は元々は修験道の山だったそうで、当時の順路は八海山に登ってから、中ノ岳、駒ヶ岳を巡って歩いたようです。現在では、八海山、駒ヶ岳など単独で、日帰り登山として登られることが殆どでしょう。
今回のわたしの登山も、銀山平側の岐折峠から小倉山を経て駒ヶ岳までを往復しました。
駒ヶ岳は魚沼三山の稜線の上の顕著な突起ですが、頂が点で終わっているので遠目から見ると美しい円錐形をしてます。積雪の多い魚沼の深山らしく、7月下旬でも山肌にはまだたっぷりと雪を残しています。
山頂付近は笹の原で高木は殆ど無く、眺望はすこぶるよいようですが、残念ながら雲に覆われた頂しか知らないので、地図を見て想像で景観を浮かべています。