地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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草津温泉登山口 | 15時58分 | ||
殺生河原 | 17時16分 | 78分 | 1時間18分 |
白根火山バス停 | 19時19分 | 123分 | 2時間3分 |
一日の歩行時間 |
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3時間21分 |
日付:2010/07/27 |
草津温泉から本白根山へ登る登山道の入り口が分からず、道の駅で教えてもらえました。
道の駅でもらった地図が後に役立ちました。
草津温泉の高層ホテル街を過ぎたところに入り口があります。しかし、駐車場がないので、やや離れた第一駐車場に車を止めます。
登山道の入り口には、「殺生自然遊歩道入口」と書かれた標識が立っていました。
入口から100mほど現役の車道を歩いた後、廃道となった車道をしばらく歩きます。
今にも雨が降り出しそうな曇天です。
入り口からしばらくは退屈な林道歩きです。
遊歩道と書かれているだけあって、木道があったりなかなか整備されています。
周りは落葉樹の森林で、下草が鬱そうと生えています。曇天だったこともありますが、明るい雰囲気ではありませんでした。
やがて細い枝道が現れました。
殺生河原へと書かれた標識が立っているので、この枝道に入ります。枝道は比較的整備されていて勾配も少なく、登山に慣れていない人でも歩きやすい靴を履いていれば、殺生河原まで歩くことが出来ます。
殺生河原から勾配がきつくなり、道も悪くなります。
しっかりとした装備がなければ怪我をするかも知れません。
殺生河原の歩道は国道292の路肩を通る箇所もあります。きつい坂道の車道なので、エンジンの回転をあげた車やオートバイが大きな排気音を出しながら登って行きます。かなりうるさいですが、これはやむを得ません。
硫黄の噴気口のある殺生河原に植物はありません。灰色と黒の岩礫と砂礫のモノトーンの世界です。噴気口のそばを登山道は通りませんが、風向きと風力によっては硫黄の噴気が登山道に流れてきて危険かもしれません。登山者の判断力が問われる区間です。
あるく人が少ないのでしょう。
殺生河原から富貴原ノ池まで悪い道が続きます。悪い道と言っても遊歩道の区間と比べてです。大抵の山の登山道と比べればそれほどの悪い道ではありません。笹で覆われた斜面を登る箇所があるので、天候が優れていれば眺望が楽しめたでしょう。
富貴原ノ池は樹林に囲まれている深閑とした池です。カモ(おそらくカルガモ)が数羽水に浮かんでいました。カルガモなら繁殖している可能性があります。
富貴原ノ池からゴンドラの駅までは観光客の遊歩道を兼ねているためか、整備されていて道も広く二人が並んで歩けるほどです。
山頂下で勾配はなくなり、等高線に沿って歩きます。
ここから本白根山の山頂へ向かう道に入る予定でしたが、頭上で雷がなり出してきたので断念して最短ルートで国道へ抜けました。
国道から草津温泉までは、あらかじめ用意しておいた自転車で下りました。
夕立の中、真っ暗の下りは怖かったです。