蔵王温泉の登山口は、国土地理院の1/25000の地図に書かれている登山道とは異なる場所にあるようです。
地図を読んでも、スキー場があり、リフトやロープウェーが幾つも山頂に延びていて、とても読みづらくなっていますが、登山道を示す点線も複数あって、それがリフトやロープウェーの実線と交差したり、車道をまたいだりするので、ただでさえ不正確で分かりづらいな登山道が、ますます分からなくなっています。
出発前に国土地理院の1/25000の地図を読んでおおよその登山のイメージを描いてから登るのですが、蔵王ではイメージが役に立ちませんでした。
前日の夜、蔵王温泉に着いて蔵王の案内地図を見つけて、ようやく蔵王の登山道の入り口がどこあるのか分かりました。
蔵王は、蔵王ラインというスカイラインが山頂付近を東西に通り抜けています。他にもロープウェーが温泉から山頂付近まで通年運行しています。
このためでしょう、地図には登山道が描かれているのですが、実際に歩いて見ると、整備不良の踏み跡程度の登山道ばかりでした。
蔵王温泉からは幾つかの登山道が山頂まで延びていますが、今回登りに利用したのは蔵王山麓駅のそばから入山をして、スキー場のゲレンデをしばらく歩いた後、横倉山の山頂下を巻いて地蔵岳に上る道です。
山頂では地蔵岳から熊野岳、三宝荒神山を歩いてから、ザンゲ坂を下ってロープウェーの温泉駅の横に降りました。。