斜里岳登山

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概要

日程:
2010/09/09 05:56~11:30 日帰り
登頂:
斜里岳
天候:
晴れ
斜里岳登山

江戸時代後期から斜里は和人のオホーツク沿岸の中心地でした。松前藩の場所が置かれていたこともあります。
幕末、斜里の治所は根室半島から知床半島を廻って能取湖までという広大なものでした。
斜里の街や海岸、内陸から、どこからでも見える山が斜里岳です。オホーツク海と斜里岳が斜里町の外見的イメージを形作っていると思いたくなるほど、斜里岳は見事な山です。
斜里岳の由来は斜里町の名前に因んでいます。アイヌは「onne-nupuri(老いたる山、意訳して大山)」と呼んでいました。尊崇を集めた山と言われています。
斜里は「sar(葦の生えている湿地)」を意味します。

斜里岳の登山口は二つあって、清岳荘からの入山が一般的です。
もう一つの登山口は、斜里林道にあります。玉の沢登山道と呼ばれています。

清岳荘は立派な建物の宿泊施設です。前には広々とした駐車場が設けられています。
ここに車を置いて歩き始めますが、車道は昔火事で焼けた清岳荘のあった場所まで延びています。

清岳荘からの登山道は途中で尾根道と沢道に分かれます。清岳荘で道を聞くと、谷筋の道は危ないから尾根道を通るように進められるそうですが、谷道も危険な徒渉をする箇所はないので、雨天後に増水していなければ危険と言うほどのことはありません。ただ、滝の飛沫を浴びながら登るので、滑りやすい岩になれていないと、転落の危険はあると言えます。
それと、防水靴でないと、沢の水が靴にしみこんできます。

谷道は幾つもの谷を見ながら登ります。
尾根道は、森林限界の上の抜群の眺望を見ながら歩きます。
どちらも景観のよい道なので、登りと下りで道を変えるとよいのではないでしょうか。

清岳荘から山頂まではあっという間で、半日で往復できます。

標高

最高地点:
1,513 m
標高差:
入山地点690 m から最高地点までの標高差823 m
標高差:
最低地点668 m から最高地点までの標高差845 m

地図

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