地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
---|---|---|---|
京王高尾山口駅 | 07時49分 | ||
高尾山 | 08時52分 | 63分 | 1時間3分 |
小仏城山 | 09時34分 | 42分 | 42分 |
景信山 | 10時25分 | 51分 | 51分 |
陣馬山 | 12時04分 | 99分 | 1時間39分 |
陣馬山(往復) | 12時28分 | 24分 | 24分 |
京王高尾山口駅 | 16時51分 | 263分 | 4時間23分 |
一日の歩行時間 |
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9時間2分 |
日付:2010/11/28 |
高尾山の登山口のケーブルカー清滝駅の前の広葉樹が真っ赤に色付いています。
駅の前には紅葉狩りの観光客もいれば、ストックにリュックサックを背負ったハイカーもいます。その殆どがケーブルカーかリフトを利用するようで、表参道や稲荷山歩道に向かう人は僅かです。
この季節、初めて登る高尾山だってので、どの程度の混み具合なのか心配だったのですが、登山道に限ってはそれほど込まないことが入山時点で分かりました。
高尾山の登り道は、清滝駅の横に入口のある稲尾山遊歩道を取りました。
一番、登山道らしい稜線の上の道です。
広葉樹の自然林と針葉樹の植栽林に囲まれたこの道は、一般的な登山道と比べれば整備は行き届いていますが、高尾山の他の遊歩道と比べると、岩の露出があったり、泥道があったりと野趣にあふれています。当然、しっかりとした靴を履いていないと歩けません。
そのかわり、歩く距離は短いので、1時間前後で高尾山の山頂に立てます。
清滝と山頂の中程の稜線の上に小さな突起があって、これが稲荷山と呼ばれています。東屋とトイレが設置されています。東の方角の樹木が切り払われていて、都心の方角が一望できます。眼下の稜線は紅葉でオレンジ色に染まっていました。
高尾山の山頂下には、200段を越える階段があって、ここまで歩いて来て疲れているハイカーに最後の挑戦をしています。
高尾山の山頂は、ケーブルカーとリフトで登ってきたハイカーと観光客であふれていました。
正面には雪を頂いた富士山が見えます。
山頂の北がわの棚には楓が見事な紅葉を付けていました。
高尾山の山頂から北の階段を降りると十字路があり、その先から奥高尾と呼ばれる山域になります。
奥高尾の入口に茶店があって、もみじ台と呼んでいました。
名前の通り、紅葉の多いところです。
高尾山から小仏城山まではハイキングのコースと言っても良く、公衆トイレが点在しています。
特に一丁平にはトイレの他にベンチとテーブルが多数も受けられていて、格好の休憩場所となっていました。この辺りは針葉樹の植栽林が多く見られ、そのぶんだけ紅葉は少なくなります。
階段を上った先に展望台が有り、丹波山地と富士山が見えます。高尾山の山頂と違って、樹木が切り払われています。
小仏城山の山頂は桜の木の多いところですが、他の広葉樹も含めて、殆どの樹木は葉を落としていました。禿山に見えないのは、杉や桧などの常緑針葉樹が多いためです。
城山茶店が頴娃町をしていましたが、時間が早いのでお客は疎らです。
この山頂には電波塔が建っているので、陣馬山から高尾山の方角を見る時、小仏城山の位置が分かるので良い目安になります。
今は営業をしていない小仏峠の鞍部に下った後、景信山に登り返します。
景信山の登り道はちょっときつく長いものです。周りは針葉樹林で日の差し込む量が少なく薄暗いです。
景信山の山頂も桜の木が多く、この木の葉は落ちていました。
数株の紅葉の木が赤く色付いています。
10時を過ぎていたので、二軒ある茶店に立ち寄る人が多く見られました。
景信山は東の方角に視界を遮るピークや樹木がないので、都心がよく見えます。
景信山から陣馬山までは、小さなピークを幾つも越えて行きますが、顕著なピークは堂所山(どうどころさん)だけで、しかしこの山には巻道があります。
歩く人の数もぐっと少なくなります。
針葉樹の植栽林の多い尾根道なので紅葉は楽しめず、視界の開けている箇所もないので眺望も得られません。
陣馬山の空気は澄んでいて、富士山が五合目まで雪に覆われているがよく見えます。
高尾山からこの山頂まで、富士山を見られるポイントがいくつかありますが、陣馬山の山頂が一番美しく見えるのではないでしょうか。
北には人馬峠を挟んで、生藤山から三頭山に続く笹尾根が見えます。その奥には、雲取山から西に連なる奥秩父山脈が見えます。
山頂の広葉樹の葉は殆ど落ちていました。
周囲の山と尾根は、針葉樹と落葉樹の斑模様となっていました。
ここで、この日の最初の休憩を取ります。
陣馬山で休憩を取った後、歩いてきた道を引き返します。
ハイカーの数は、午前中よりも増えていました。
閑散としていた景信山や小仏城山の茶店のベンチが半ば埋まっています。
高尾山の山頂は、まっすぐ歩けないほどの人がいました。
稲荷山遊歩道を下って清滝に着くころには、辺りが薄暗くなっていました。
まだケーブルカーに乗車する人が並んでいました。
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