地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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大門沢小屋 | 05時01分 | ||
発電所取水口と吊り橋 | 06時32分 | 91分 | 1時間31分 |
林道行止 | 06時52分 | 20分 | 20分 |
第一発電所バス停 | 07時21分 | 29分 | 29分 |
奈良田バス停 | 08時09分 | 48分 | 48分 |
一日の歩行時間 |
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3時間8分 |
日付:2011/07/12 |
大門沢小屋からしばらくは広河内の沢沿いの道を歩きます。沢の左右に道があって、何度か沢を渡るのですが、渡渉はなく全て橋が架けられていて、橋のほとんどが丸木橋です。昨日の夕立のためなのでしょうが、水勢が強く、飛沫が丸木橋にかかっていて、大変に滑りやすくなっています。
元々、丸木橋の様な滑りやすい橋は嫌いで、これなら岩の上を歩いた方が楽です。本流の流れが強く岩の露出のない橋ではやむなく、へっぴり腰で橋を利用しますが、岩が露出していたり、水勢が岩に砕けて弱まっている所では丸木橋は使わずに岩の上をつたって対岸に渡ります。
昔の渓流釣りの経験がこんなところで役立っています。
大門沢小屋から発電所取水口のあるところまでは道の悪いところで、白根三山の縦走路とはとても思えません。よほど利用者が少ないのだろうと想像できます。
「滾る」様な流れというのは話には聞いていましたが、なるほど凄いものです。
日光辺りの竜頭の滝の様な激しい流れが道の脇にあります。短い区間なら滝と呼ばれるのかも知れませんが、滾る様な流れが下まで続いています。水量が豊かだったことも滾っている一因かも知れません。
発電所取水口までは滾る沢の道を歩いたり、沢から離れた巻道を歩いたりするのですが、吊り橋を渡り取水口に至ると、そこから先は遊歩道的な道となります。
何となく、ここで登山は終わった様な印象を受けます。
取水口を経るとすぐに林道の終点が現れます。
山と高原の地図には「第3堰堤」と書かれていましたが、堰堤に組まれた石碑には「第四堰堤」と書かれていました。林道の脇には広河内庵と書かれた休憩場があります。山仕事や発電所関係者の休憩場所かと思ってみてみたら、登山者向けの休憩所でした。脇にはトイレもあります。
宿泊は出来ない様に作られています。
林道の出口が早川の発電所にあります。ここには第一発電所バス停があり、奈良田温泉と広河原を走っているバスに乗ることが出来ます。
今回は奈良田まで歩いてからバスで身延駅まで移動して、身延駅からJRに乗ったのですが、第一発電所でバスに乗り、広河原から甲府行きのバスに乗った方が時間が短縮でき料金も安くできることが分かりました。ただ、身延線を走ることはなかなか機会がないので、一度乗ってみるのも一興です。