初日はJR大月駅から歩き始め、1874mの雁ヶ原摺山にまず登り、黒岳を経由して湯の沢峠の避難小屋に泊まりました。朝は何とか持っていた天気も、昼前から雨が降り始め、夜半まで止みません。
二日目は湯の沢峠から南に山稜を下り、笹子雁ヶ原摺山まで歩いてから笹子峠を経て初狩駅で中央線に乗りました。
週末に歩く予定だったのですが、位置に後にずれたおかげで土曜日の本降りをかわして、日曜と月曜の小雨のかなの山旅となりました。
ほとんど雲と霧の中を歩く2日間だったので眺望は得られませんでしたが、もともの大菩薩連嶺の山歩きは、一部のピークや稜線を除くと、殆ど眺望には恵まれていないので、曇天や雨天でもひどい天候でなければそれほど影響はありません。
むしろ、霖雨の時の方が、豊富な樹林の緑の葉が映えている様に思えます。
むろん、晴天の山旅がもっとも良いのですが、雨天の山旅もまた悪くないと思わせてくれる2日間でした。