地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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上川乗 | 06時57分 | ||
浅間峠 | 08時14分 | 77分 | 1時間17分 |
日原峠 | 09時08分 | 54分 | 54分 |
笛吹峠 | 10時42分 | 94分 | 1時間34分 |
槇寄山 | 12時58分 | 136分 | 2時間16分 |
大沢山 | 14時37分 | 99分 | 1時間39分 |
三頭山西峰 | 15時01分 | 24分 | 24分 |
三頭山東峰 | 15時14分 | 13分 | 13分 |
奥多摩湖 | 17時58分 | 164分 | 2時間44分 |
峰谷バス停 | 18時27分 | 29分 | 29分 |
一日の歩行時間 |
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11時間30分 |
日付:2012/06/18 |
上川乗のバス停は面白いところで、バス停が東屋となっているのはこの辺りの他のバス停と同じなのですが、水洗トイレがあり、有料の駐車場が併設されています。どの程度の利用者がいるかは分かりませんが、浅間尾根の登山口でもあるので、そのハイカーを宛にしているのでしょう。
上川乗のバス停を降りて県道を南に甲武トンネルを目指して登って行くと、300mほどで浅間峠の登山口が現れます。広場となっているのでクルマを駐車することも出来ます。
登山道は急斜面をジグザグに切って上る道で、歩き始めから体力勝負をさせられます。
杉と檜の植栽林で、密に植えられた樹木は幹が太くなれずにいます。自然林の広葉樹林に比べると光の入ってくる量が少ないので、薄暗いです。
登り道は峠に近づくと、浅間峠から派生した尾根の上を歩く様になるので、傾斜が緩やかとなります。しばらく尾根の上の道を歩くと浅間峠が現れます。
浅間峠は東屋があり、高尾山から三頭山を越えて小河内に抜ける縦走路が東西に通っています。
日原峠、土俵山と標高を上げて行くのですが、勾配は緩やかです。
植生は、針葉樹の人工の植栽林と広葉樹の自然林がまだらにあって、地面は笹で覆われていることが多い尾根道です。
地図にも載っていない枝道が西原の谷と、数馬の谷に下っています。
眺望のない尾根道ですが、数馬峠で樹木が刈り払われていて、南の眺望が得られます。槇寄山も南に若干の眺望があります。
勾配の緩やかなのは槇寄山までで、ここから三頭山までは傾斜が急となります。
大沢山の手前の分岐から先が都民の森の地域となる様で、道が比較してよくなります。大沢山を越えて下るとすぐに三頭山避難小屋があります。大きな建物で室内も清掃が行き届き清潔感があります。
大沢山と三頭山の鞍部のムシカリ峠を過ぎると、長い階段の登りとなります。
階段を上りきったところが三頭山の山頂(西峰)です。
三頭山は名前の通りに西峰、中峰、東峰の三つの峰に標柱が立てられていますが、中峰と東峰は近接しすぎているので、実際には西峰と東峰の双耳峰と言ってよいでしょう。最高所は東峰です。西峰から少し歩きます。西峰、東峰、ともに見晴らしはありませんが、西峰の少し先に展望台があります。展望台では晴れたことがないので、どの様は景観が得られるか想像するしかありませんが、樹木が半ば視界を覆い隠しているので、それほどの期待は持てないでしょう。
三頭山の西峰と東峰の鞍部から北にヌカザス尾根の登山道が分岐して居ます。
ヌカザス尾根の道は都民の森の管轄ではない様で、一歩踏み入れると道の状況が変わるのが分かります。東京都が三頭山にお金をかけているのが分かる瞬間です。
ヌカザス尾根の道は驚くほどの急坂です。
途中にヌカザス山、イヨ山などわずかに平坦な箇所を除くと、奥多摩ダム湖畔の道まで一気に下ります。
湖畔に着くと、道は奥多摩周遊道路となります。走行そのものを楽しむオートバイや乗用車が多く走る道で、彼らは歩行者が歩いていてもスピードを出しすぎているので避けることが出来ません。気をつけて歩かないと跳ねられるでしょう。
ヌカザス尾根の登山口からドラム缶橋の入り口までは少し離れています。
ドラム缶橋を渡って登ると小河内神社バス停ですが、車道でバス待ちをしなければならず危険なので、橋を渡って峰谷バス停に移動しました。峰谷バス停は東屋と水洗トイレがある快適な場所です。