地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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奥多摩駅 | 05時20分 | ||
鋸山 | 08時26分 | 186分 | 3時間6分 |
大岳山 | 10時04分 | 98分 | 1時間38分 |
富士見台 | 11時15分 | 71分 | 1時間11分 |
馬頭刈山 | 13時18分 | 123分 | 2時間3分 |
瀬音の湯 | 15時12分 | 114分 | 1時間54分 |
一日の歩行時間 |
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9時間52分 |
日付:2012/06/19 |
奥多摩駅から歩き出すと、多摩川の渓谷を渡ったところに愛宕山の登り口があります。町役場の前に渓谷があるという土地は珍しく、もう少し水量があったらもっと良かったのにと思いながら橋を渡りました。
愛宕山の登山道は急坂で、おまけに長い階段まであって、早朝から体力を消耗します。神社は不思議な雰囲気の境内で、これは実際に行ってみなければ分からないでしょう。
愛宕山は鋸尾根の北端の岩の突起です。
山頂から南に下った方が表参道の様で、車道が延びていました。
車道を渡って尾根の道に取り付きます。
坂のきつい尾根道で、ところどころに岩のピークがあって、これがクサリやハシゴのある岩場となっています。
全体的に勾配の急な道で、最後の岩場を登ると鋸山の頂でした。
山頂は木に覆われていて展望は得られませんが、雲の中を歩いているような天気だったので、禿山だったにしても眺望は無かったでしょう。幾つかあるベンチで休憩。
鋸山から大岳山までは、過去に二度歩いていて、大した傾斜のない道という記憶があったのですが、二階とも大岳から鋸山の方向へ歩いてきていたので、今回とは逆方向でした。鋸山から大岳山へ歩くと、小さいが登りのあるピークが幾つかあって、それなりにきつい道でした。
大岳山の山頂下の岩場を登って頂に着くと、ザックを下ろすより早く雨が降り出します。
傘を取り出して、岩の上で休んでいると、本降りとなってしまいました。
幸い、これから歩く馬頭刈尾根の道は森林の中の道なので、雨は木の枝や葉に遮られるので、直接降りかかることはありません。雨具は着ずに、傘と、足元の防水にロングスパッツを履いて、下ります。
富士見台の登りとつづら岩の岩場の下りでばてて、朝からばてていたのに輪をかけます。
鶴脚山の登りと馬頭刈山の登りは、足を一歩踏み出すのも大儀でした。
馬頭刈山から十里木へは一途な下り道で、情け容赦のない道です。
つま先が痛くなってきました。
十里木の手前から舗装された車道を歩くと思っていたら、車道は吊り橋で渡ってしまい、あまり整備のされていない尾根の上の道を瀬音の湯まで歩かされました。
瀬音の湯に無料の足湯があって、たまたま雨脚が速くなり土砂降りとなったので、雨をやり過ごす意味で足湯に浸かりましたが、疲労していたのか、気持ちよいと言うよりも、つま先や踵や向こうずねに湯がしみていたかったです。
十里木のバス停まで、瀬音の湯から遊歩道が延びています。
バス停に着くと、10分ほどで、小さなバスがやってきました。乗車すると、初老のご婦人が、趣味が登山だというので、話をします。まだ奥多摩湖が出来る前、小河内から小河内峠を越えて五日市まで歩いた事があるそうです。