地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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笠取小屋 | 05時36分 | ||
笠取山 | 06時23分 | 47分 | 47分 |
将監峠 | 09時24分 | 181分 | 3時間1分 |
飛龍山 | 12時18分 | 174分 | 2時間54分 |
北天のタル | 12時48分 | 30分 | 30分 |
三条タルミ | 14時40分 | 112分 | 1時間52分 |
雲取山 | 15時25分 | 45分 | 45分 |
ブナ坂(鴨沢分岐) | 16時52分 | 87分 | 1時間27分 |
鴨沢バス停 | 19時09分 | 137分 | 2時間17分 |
一日の歩行時間 |
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13時間33分 |
日付:2012/06/25 |
最終日となった三日目。
雲取山の避難小屋に泊まるという前提で水を3Lを多めに持って笠取小屋を出発。
昨夜からの雨は、テントを畳んでいる間は降っていたが、ザックを背負った時には止んでいました。
この後、霧雨に降られましたが、幸い樹林帯を歩いていたので、雨は葉で遮られたので、雨具は不要でした。
笠取山の急な登りにあえぎ、山頂を越えると、昨夜の雨で濡れた岩場が待っていました。
前回歩いた時には、殆ど印象に残っていない安直にわたれる岩場ですが、濡れていると全く別で、手がかり足がかりを確実に一つ一つ取りながら進まないと事故に遭います。
雨は止んだものの深い霧で眺望は全くありません。
もっとも、梅雨のこの季節に秩父縦走を選んだのは、雨が降っても元々樹林の中を歩く道なので眺望を気にしなくて済むからです。
秩父の山は、むしろ雨が降った方が木の葉の緑がいっそう映えるのではと思えます。
この日は、幸いに早朝まで雨が降っていたので、緑が鮮やかでした。
登り下りのあるのは将監峠までで、峠から先は飛龍山に登るまでは、わずかな高低差しかありません。
眺望も楽しめないので、眺めたり写真を撮ったりすることもなく、行程がはかどります。
飛龍山の下の分岐から山頂に登ります。山頂から下ってきたときはそれほどの長さを感じなかった道ですが、登って見ると踏み跡程度のところが多くあり、勾配も急で、思ったよりも体力を使う道でした。
アズマシャクナゲの木は多く見られるのですが、花は殆ど咲いていませんでした。開花の時期はもう少し早いようです。
飛龍山から東がわに降りる道はなかなか悪い道です。山頂から東に延びる稜線を数十メートル歩いてから、南東に派生する稜線に道を変えます。この稜線の三股の箇所にマーキングなど目印がないので、初めて通る人は道を間違えて直線してしまうかもしれません。
北天のタルまで下り、ここから三条ダルミまで勾配の少ない道を歩きます。左手に三ッ山の岩の山肌が見られますが、登山道はのんびり歩けます。
三条ダルミから雲取山までわずかですが急な坂を登ります。この坂道が、今回の山旅の最後の登りです。
山頂で、お山の達者と話をしてすぐに分かる登山者と出会いました。
穂高縦走や鑓ヶ岳の北鎌尾根の話など、話をしていて楽しかったです。岩登りの遭難の場所として谷川岳が有名ですが、最近は妙義山の方が遭難者が多いという話も聞きました。
雲取山の到着は、早くても午後4時過ぎを予定していたのですが、午後3時過ぎの到着となったので、思い切って鴨沢まで歩くことにしました。
雲取山から鴨沢バス停まで休憩なしのノンストップ。
水はハイドレーションシステムなので歩きながら飲むのはいつものことですが、行動食を歩きながらザックから取り出すのは難しいので、雲取山の山頂で休憩を取っているあいだに、あちこちのポケットがふくらむくらい行動食の袋を詰め込みました。
柿の種をポリポリかじり、ライトミールをほおばりながら、かける様に登り尾根を下ります。
おかげで、バスの到着の1分前にバス停に着き、無事にバスに乗って奥多摩駅に行くことが出来ました。