地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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松姫峠 | 07時09分 | ||
石丸峠 | 13時08分 | 359分 | 5時間59分 |
大菩薩嶺 | 14時32分 | 84分 | 1時間24分 |
大菩薩峠 | 15時28分 | 56分 | 56分 |
丹波山 | 19時33分 | 245分 | 4時間5分 |
一日の歩行時間 |
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12時間24分 |
日付:2012/07/06 |
松姫峠には8台程度の車が止められる駐車場がありますが、以前にこの峠をオートバイで越えた時には駐車場は一杯で、路肩にも車が止まっていました。大勢のハイカーが路上を行き来していて、大変に危険でした。
駐車場の脇に水洗トイレがあります。
ここから登り始めるハイカーの目指す山は、鶴寝山、大マテイ山の様です。この二つのピークまでは道がしっかりと整備されていて、ベンチなどもありました。
大マテイ山の先の牛の背尾根歩きは、眺望は開けず、景観の変化に乏しい道です。
勾配はなだらかで、榧ノ尾山(かやのお)を越えて石丸峠の直下の登りにかかるまでは、のんびりと歩けます。人とはすれ違わないと思っていたら、林業関係者かレンジャーと思われる制服を着た人とすれ違いました。向こうも人が歩いていたので驚いていたようです。
峠下の坂を登ってゆくと大菩薩連嶺に到達します。
石丸峠は、大菩薩連嶺の縦走路を少し北に歩いたところにあり、大菩薩峠は小ピークを一つ越えた更に北にあります。
大菩薩峠に昼前後に尽きたかったのですが、出発時刻が遅かったので間に合いませんでした。
予定よりも送れていたので、丹波山に直接降りれば良いのですが、この日はまだ一つもピークらしいピークを踏んでいなかったので、大菩薩嶺に往復をしました。
このために日没後の土砂降りの中を歩くことになってしまいました。
大菩薩嶺は三度目で、どうしたわけかいつも天候に恵まれません。
今回も大菩薩峠を発って避難小屋を通り過ぎる辺りから雨が降り出しました。
稜線上から見える南アの景観はすばらしいと聞いているのですが、未だに見ることが出来ません。
平日と言うこともあって、いつもは込みある大菩薩嶺ですれ違った登山者は一人だけでした。
大菩薩嶺を往復している間に雨は本降りとなってきました。
峠から丹波山に下る道は樹林の仲の道なので、降ってくる雨が木の葉に遮られてしのぎやすくなります。
丹波大菩薩道も牛の背尾根道に負けないくらいに長い道のりでした。
人のあまり通らない道のようで、ところどころに足場の悪い箇所があります。山歩きの経験の少ない人の肝を冷やすのには十分でしょう。
小菅に下る道の分岐のフルコンパと、丹波山の手前の藤ダワ以外はピークもなく、これと言った目印になるような箇所もない道です。
藤ダワからの下り道は、沢沿いですが、日が暮れてしまい、雨も土砂降りとなってきました。
急な階段や木製の立派な橋があるので、丹波山から藤ダワまでは遊歩道となっているから歩きやすいと安心をしていたら、そうでもなく、沢の道はそれなりにある危害のある道でした。
午後8時過ぎ、やっと丹波山に着きました。