猿倉から入山をして白馬槍温泉のルートを上り、後立山連峰の最大の難所の不帰キレット(かえらず)を越えて唐松岳から八方尾根を下った1泊2日の山旅です。
初日、猿倉から入山をすると、槍温泉から下ってくる100名前後の登山者とすれ違いました。このルートは急勾配の長い坂道なので、登る登山者は少ないようですが、途中に温泉があるので下りに利用されています。
稜線に着いたのが1時過ぎと早かったので、白馬鑓ヶ岳から杓子岳を歩いてから天狗小屋に行きます。
二日目、晴天の稜線を南に進みます。
天狗の頭を越えると、天狗の大下りとなり、数カ所にクサリ場があるほかは、足だけでぐんぐんと高度を下げて行きます。
不帰キレットから一峰、二峰と登って行きますが、岸壁とクサリ場があるのは一峰から二峰のあいだだけで、前回通ったときに比べるとずいぶんと楽に感じました。
5時間前後の所要時間を予定していたのですが、3時間半で唐松岳にたどり着き、ハイカーでごった替えする八方尾根を翔ぶ様に下って、八方池山荘のリフト乗り場に着いたのがちょうど昼でした。