表大雪の山々で最も奥まったところにある忠別岳の山頂に、日帰り登山で立てるルートを探して見つけたのがクチャンベツ沢から五色岳を経るルートです。
クチャンベツ沢の登山口は大雪高原温泉に行く林道から途中で分岐します。
車止めのゲートがあり鍵がかかっているので、事前に上川森林事務所(TEL 01658-2-1162 01658-2-2001)に電話をして鍵の番号を教えてもらいます。
林道の行止が登山口となっていて、30台前後の駐車スペースがあるほか、広い路肩がにはさらに数十台の車が止められます。
このルートでは、登りらしい登り道はクチャンベツ沢や支流を渡ってから始まる、五色沼への登り道だけです。五色沼に登ってしまえば後は緩やかな登り道が五色岳まで続きます。五色岳と忠別岳は鞍部に下ってから登るので、登りと下りが半々になる道です。
五色沼の花のシーズンは登山シーズンよりも早く終えるようです。わたしが登った7月10日には、花は殆ど見られませんでした。
代わりに、五色ヶ原と忠別岳のお花畑は満開でした。
花の季節の五色ヶ原や忠別岳を歩いてしまうと、北アルプスの花の白馬岳や南アルプスのキタダケソウの北岳も物足りない山に思えてしまいます。