雲取山1泊2日登山(石尾根-長沢背稜)

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概要

日程:
2013/06/30 ~ 2013/07/01
登頂:
雲取山
天候:
初日、薄曇り後夕立、二日目、薄曇り。
雲取山1泊2日登山(石尾根-長沢背稜)

石尾根と長沢背稜という雲取山の登山道の中では比較的距離の長いルートを歩いての登山です。

奥多摩駅から石尾根に入り、尾根筋の道を全てのピークを登り下りしながら山頂に達しました。宿泊は雲取山避難小屋を利用し、二日目に長沢背稜、天目背稜を経て、日向沢ノ峰から東に折れて棒ノ嶺、岩茸石山を通って御嶽駅に降りました。

平日でも混雑することの多い雲取山避難小屋ですが、このときは日曜日の夜と言うことで誰も宿泊者がいません。珍しいこともあるものです。避難小屋は水場が無いのが欠点ですが、トイレは屋外に設置されているので室内に臭いが籠もることは無く、建物も比較的新しく、清掃もされていて清潔感がある泊まり心地のよい小屋でした。

前回通ったときの長沢背稜は雨天でガスもかかっていてなにも見えなかったのですが、今回は薄曇りで視界があり、原生林に近い自然林の景観を楽しむことが出来ました。東日本大震災の影響で小川谷林道が通行止めとなっているために、小川谷林道からアプローチする全ての登山道も通行止めとなっています。このため、長沢背稜のルートは歩く人が少なく、踏み跡程度の道となっていて、ところどころは踏み跡すら倒木や落ち葉に消されていました。

日向沢ノ峰から棒ノ嶺までの道は、国土地理院の1/25000の地図には掲載されていませんでした。地元の有志の手による手作りの道の雰囲気を持っていて、北アルプスの栂海新道にどこか似ています。
このルートは棒ノ嶺から岩茸石山、御嶽駅まではハイキングルートとなっているらしく、今回の山旅では比較的歩きやすい道でした。

標高

最高地点:
2,026 m
標高差:
入山地点350 m から最高地点までの標高差1,676 m
標高差:
最低地点262 m から最高地点までの標高差1,764 m
累積標高:
9,362 m(登り:4,628 m|下り:4,734 m)

地図

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