奥多摩駅から雲取山までを、石尾根の巻道を利用して往復しました。片道約20km、標高差約1600mある道ですが、平坦な部分が多く意外に短い時間で歩くことが出来ました。
これまで石尾根の尾根道は何度か歩いて来ましたが巻道を歩くのは初めてです。尾根道は小さなピークが多く、未整備の登山道も随所にあってそれなりに大変ですが、今回歩いた巻き道に比べると道そのものに変化があって楽しめるほか、視界が得られる箇所がいくつかあって眺望も楽しめます。
それに比べると、巻道は高低差がほとんどないので道に変化が無く、樹林の中を歩くので眺望はホンの僅かしかありません。僅かにブナやナラなどの広葉樹とカラマツやシラビソの針葉樹で作られた自然林を見られることが楽しみでしょう。
石尾根の巻道ではトレールランニングが盛んで、多くのランナーが奥多摩駅から鷹ノ巣山、七ツ石山へ向かって登って行きます。駅から六ツ石山まではきつい登り坂ですが、六ツ石山を過ぎれば小雲取山にかかる坂道まで傾斜のきつい箇所は無く、走るのに適しています。