地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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奥多摩駅 | 06時05分 | ||
登山口 | 06時42分 | 37分 | 37分 |
六ツ石山、山頂下分岐 | 08時22分 | 100分 | 1時間40分 |
倉戸山分岐 | 08時59分 | 37分 | 37分 |
倉戸山分岐(道迷い) | 09時38分 | 39分 | 39分 |
鷹ノ巣山避難小屋 | 10時20分 | 42分 | 42分 |
七ツ石山 | 11時40分 | 80分 | 1時間20分 |
雲取山 | 13時03分 | 83分 | 1時間23分 |
雲取山(休憩) | 13時13分 | 10分 | 10分 |
奥多摩駅 | 17時59分 | 286分 | 4時間46分 |
一日の歩行時間 |
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11時間54分 |
日付:2013/07/07 |
始発の電車の乗客の多くは登山者とハイカーでした。路線バスの西鴨沢行きは立つ人がデルのほどではありませんが、多くの人が乗車していました。日原行きのバスは閑散としています。
奥多摩駅から直接石尾根に取り付く登山者は他にはいませんでした。
先週、石尾根を歩いたときは深いガスに覆われていてなにも見えず、立ち止まると肌寒く感じましたが、今回は晴れていて、日差しが木の枝や葉の隙間から差し込んできます。
曇天の時は薄暗かった入山口から始まる針葉樹の人工林も、僅かな日の光があるだけで明るく感じます。
この数日、氷川では雨が降らなかった様で、先週はぬかるんでいた杉林の泥道が半ば乾いていたので歩きやすくなっていました。
六ツ石山の山頂下の坂道を登り、山頂は経由をせずに先に進みます。分岐から山頂までは僅かな距離しか無く、往復する所要時間は大したことは無いのですが、奥多摩駅から雲取山まで最短でどの程度かかるかを知りたかったのでした。
六ツ石山から鷹ノ巣山までを尾根道で歩くと、城山や水根山のピークを越えるのでメリハリがあるのですが、巻道は樹林の中の平坦な道でハイキングのようです。
ところが、倉戸山分岐で道を間違えてしまい、直進するところを倉戸山に向かって左に曲がり、下ってしまいました。約1.8km、40分ほどの迂回をしました。
雲取山は道がはっきりとしていて、指導標も全ての分岐に建てられているので道に迷うことは無いと高をくくって安気に歩いた報いを受けたようです。
大クビレの鞍部から巻道を選び、右手に日蔭名栗山や高丸山の山肌を見ながら歩きます。
ピークトピークのあいだのコルで、巻道と尾根道の接点が設けられています。比較的道のはっきりしていて歩きやすい日蔭名栗山か千本ツツジは登って見ても良さそうです。
七ツ石山の登りにかかる頃にカラマツが見られる様になります。
東から七ツ石山に登る道は、西に比べると高低差、斜度、共に楽な道です。石尾根を往復する場合は、七ツ石山を越えるのがちょっとしたハードルとなります。
七ツ石山の山頂の三角点からは樹木が邪魔をして雲取山は見えませんが、南に20mほど移動すると、尾根の先に雲取山の山頂が見えます。空気が澄んでいれば富士山も見られる七ツ石山ですが、この日は湿度が高いのか遠望は効きませんでした。
七ツ石山の西の斜面を下ってブナ坂まで降りると、小雲取の最後の登りにかかります。この坂は山頂まで歩いて来た疲れの中で歩かなければならないのでかなり厳しく感じるはずですが、防火線になっているのか樹木が無く、そのおかげで大きな景観を楽しめます。
雲取山の山頂は思ったほどの登山者はなく、6名ほどが休んでいるだけでした。
山頂は晴れていましたが、周囲の山の上には暑く黒っぽい雲がかかっていて、夕立でも降りそうです。
長大な石尾根登山道ですが、小雲取と六ツ石山の他にはこれと言った登り坂が無いこともあって、奥多摩駅まで下ると、登り所要時間379分に対して下り286分と75%の所要時間がかかります。
特に、平坦部分が殆どの奥多摩小屋から六ツ石山までは、登りも下りもそれほどの時間差はありません。
日帰り装備で軽い荷物でしたが、さすがに12時間近く歩いていると、足の指先が痛くなってきます。六ツ石山から入山口までの急坂道を下るときは、右足の親指と小指の付け根が痛くて溜まりませんでした。新しい靴を破棄ならしている途中なので、まだ靴と足がなじんでいないようです。
奥多摩駅に着くと数分で電車の発車時刻というので、車内で飲む水だけを駅の水道で補充をしました。