地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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玉川温泉 | 14時50分 | ||
焼山山荘 | 17時07分 | 137分 | 2時間17分 |
一日の歩行時間 |
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2時間17分 |
日付:2013/08/16 |
バスから降りる時、温泉の宿の女性が出迎えてくれたのには申し訳ないと思った。乗客はわたし一人で、当然だが温泉宿には泊まらない。出迎え損と言う訳で、これはわたしの責任ではない。それにしても、玉川温泉は気分の良さそうな宿で、一度利用したくなる。
入山口が分かりずらかったので、教えて貰った。
焼山の名前の通り、この一帯は活火山だ。
玉川温泉から歩き始めると、しばらくは噴気口が多くあるなかの遊歩道を歩く。面白いのは、噴気浴とでも言うのか、お年寄りが歩道のあちこちに寝転んでいることだ。
遊歩道の最奥に登山口が有り、階段がかなり上まで続いていた。
縦走登山の初日、登り口の急坂道ほどつらいものは少ないが、階段はその少ないものの一つで、登って行くと太ももとふくらはぎの筋肉が張ってくるのが分かる。
水の量を1Lと少なめにしておいたので良かったが、いつもの通り3Lを背負っていたら初日で相当に答えただろう。
玉川温泉の辺りは高曇りに見えたが、少し登ると雲の中に入ってしまった。
視界は100mほどと殆どなにも見えない状態だ。焼山の山頂付近では雲の密度が濃くなってきて、霧雨状態となった。シャツやリュックッサックがしめってくるのが分かる。かなり強い風も吹き始めた。天候が荒れてきたらしい。
ようやく焼山山荘にたどり着くと、倒壊の恐れがあるので使用禁止と書かれている。小屋の周りにテントを張ることも考えたが、天候が悪い方へ変化をしてきているので、小屋に入ることにした。