昨年に比べて残雪の量が多いので、三本槍ヶ岳までのルートが開かれていなければ茶臼岳から南月山に廻ろうという計画も立てていたのですが、先週末と今週末と、2週間続けて好天に恵まれたので多くの登山者が歩いてくれたおかげで、三本槍ヶ岳までのルートも開かれていました。
車道は、先週末の大丸温泉までから、今週末はロープウェー山麓駅まで走れる様になっていました。ロープウェーも運行をしている様で、茶臼岳の山頂で10才くらいの子供を見かけましたが、上下するロープウェーは見られませんでした。便数が少ないようです。
雪もだいぶ融けていて、ロープウェー駐車場や峠の茶屋県営駐車場から茶臼岳の山頂を往復するだけなら、アイゼンやピッケル、ワカンなどの装備はなくても登れます。実際に山頂下でスニーカーにジャージ姿の登山者を見かけました。
峰の茶屋から朝日岳までの岩稜はアイゼンなしでは厳しいです。
熊見曽根から三本槍ヶ岳まではまだ歩いた登山者が少ない様で、点々と踏み跡が着けられている程度でした。極端なショートカットをした足跡があれば、木道や分岐点の指導標などを目印に登山道を出来るだけ正確にトレースした様な足跡もありました。
天候は快晴でしたが空気に水分が多く含まれていたので、遠望は効きませんでした。
昨年は見られた朝日連峰や飯豊連峰はガスの向こうでした。