大丸温泉を出発直後は晴れていましたが、茶臼岳を越えて牛ヶ首に下ることには天候が崩始め、南月山に着いた頃から雪が降り風も強くなりました。
気温は出発時から日中までほぼ氷点下10℃で一定です。
防寒装備をしっかりとしていたことと、風の強くなったのが下山に掛かり始めた南月山の辺りからだったので、寒いと言うことはありませんでした。
那須岳は関東と東北の境に位置する山で、太平洋側に面しているから、降り積もる雪はべた雪と思っていたのですが、さすがに氷点下10℃で降り積もっていたこの日の雪は乾燥した雪で、手で握ってみてもパラパラと崩れ落ちました。
茶臼岳までの登山道は歩く人がまだ多くいて雪の上にしっかりとした踏み跡が残されていましたが、牛ヶ首から南月山までは登り下りの無い楽な道であるにもかかわらず、歩く人は無いようで踏み跡も見られませんでした。