裏磐梯の小野川湖のカヤックとの組み合わせで1泊2日で会津に遊びました。磐梯山への登山は2日目に行いました。
布引高原から猪苗代湖越しに磐梯山をみたり、磐梯山の東麓を通る三河小田川林道の峠から爆裂孔を見たりしていたので、なじみのある山でしたが、登るのは初めてです。
登山の前日に、裏磐梯の小野川湖をカヤックで漕行したり、五色沼を散策したりしていたので、その間に見た磐梯山も印象的でした。
噴火前の磐梯山は、表磐梯が主で、登山道も猪苗代湖側から登られていたようです。平安時代の初期、弘法大師(空海)や伝教大師(最澄)と同時代に建立されたと言われる恵日寺は、神仏混淆の寺院でしたが、神社の方のご神体は磐梯山だったと言われています。
噴火を経て、観光業が発達し、西洋風の美観が定着してくると、噴火口や火口壁、堰止め湖など変化に富んだ景観を持ち、ボートやフィッシングなどのレジャーも楽しめる裏磐梯が、磐梯山の主となったようです。
登山者も往来も同様で、表磐梯から登る人は希なようです。
変化に富んだ景観を見ながら登り下りのできる裏磐梯の登山道は多くの登山者に利用されています。