地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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猪苗代スキー場登山口 | 08時33分 | ||
磐梯山 | 11時18分 | 165分 | 2時間45分 |
弘法清水 | 11時52分 | 34分 | 34分 |
赤埴山登山口 | 13時08分 | 76分 | 1時間16分 |
一日の歩行時間 |
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4時間35分 |
日付:2008/08/09 |
表磐梯の猪苗代スキー場から入山して、赤埴林道の終点に下山する縦走ルートを選びました。
左膝が完治したか自信を持てなかったので、出来るだけ短い距離で頂を踏み、なおかつ同じルートを通らずに済む様にルートを設定した結果です。
表磐梯の登山道は人気が無いのかあまり登山者と出会うことは有りませんでした。駐車場に止められている車の数も数台です。
猪苗代湖が見られれば景観も良かったのですが、あいにくと湿気の多い季節とあって猪苗代湖はよく見えませんでした。
猪苗代スキー場の登山道を登るので、スキー場のゲレンデを通っている車道を歩くと想像していたのですが、登山道はゲレンデの横に整備されていたので、本格的な登山を楽しめました。
鬱蒼とした森、岩やガレ場、道端に咲く花などを楽しみながら頂上へと着きました。
ヤマユリやクルマユリなど、大輪の花を咲かせる植物が目立ちました。
地図で見ると、表磐梯は等高線がとても詰まっていますが、歩いて見るとその通りの急坂が山頂まで続いています。
磐梯山の山頂はびっくりするくらいの人間であふれていました。
ほとんどが裏磐梯からの登山者のようです。
ハイマツに囲まれた頂上は、石がごろごろしています。
視界が遮られないので、眺望はよいです。
登山者の殆どが裏磐梯の登山道を往復します。このため、頂上から北の弘法清水の登山小屋までは人混みの中を歩きました。
しかし幸いに、登山小屋からは、ほとんどの登山者が裏磐梯へと下って行くので、赤埴道(あかはに)は静かな中を歩くことが出来ました。
裏磐梯は表磐梯とは違った磐梯山の表情を見ることが出来ます。
有名な明治の大噴火は、裏磐梯に痕跡を残しています。巨大な噴火の後が、火口壁として見られます。赤茶けた火口壁は見物です。
弘法清水まで下ると赤埴山が見えてきます。
道を赤埴登山口に下って行くと、途中で赤埴山の登山道の分岐があります。
火山らしい赤茶けた岩峰の赤埴山は魅力的に見えるので、登りたくなってきますが、時間的な都合とわたしの足の状態がまだ自信を持てないことから登山は諦めて、下って行きます。
磐梯山と赤埴山の鞍部は小さな湿原となっていました。花は見られませんでしたが、表磐梯の高山らしい雰囲気と、裏磐梯の火山の景観に、小湿原を通る今回のルートは、変化に富んでとても面白かったです。
赤埴道は勾配が緩やかなところが多く、足に負担のかからない道で助かりました。赤埴道の登山口にたどり着くと、事前に用意をしておいたマウンテンバイクで赤埴林道を下り、猪苗代スキー場の登山口まで一気に走りました。