関東の三山を登る初日です。
前日の深夜に自宅を出て八丁峠の駐車場で仮眠を取ったのですが、朝寝坊をしてしまいました。
寝坊のために出発が予定よりも1時間以上遅れて、これが後々たたりました。日没後も山歩きをすることになったのです。
両神山は奥秩父の山に数えられていますが、雲取山から金峰山、小川山に続く秩父山脈の稜線からは離れています。
独立峰の様な存在ですが、山容は南北に岩の屏風を立てかけた様な姿をしています。
不思議な形をした山なので、一度形を覚えれば、どこからでも両神山を認められます。
登山口は複数あって、日向大谷と白井差の東がわの谷から登ってくる登山道が、利用者が一番多いようです。
八丁隧道の南がわにある登山口も良く利用されている様で、多くの車が止まっています。
白井差峠から梵天尾根を伝うルートや、八丁隧道の北がわの登山口から八丁峠を経るルートは、利用者は殆どいないようです。
わたしが登ったのは晩秋でしたが、両神山の稜線や山頂からは、紅葉の盛りの尾根を見ることが出来ました。これほどすばらしい紅葉を見たのは、久しぶりでした。