午前中、福島県の裏磐梯の桧原湖と曽原湖をカヤックで航行して遊んだ帰り道、時間に余裕があったので、那須岳に立ち寄って登ってみました。
入山に当たっての心配事は有料道路のボルゲーノラインが営業時間以外には閉鎖されてしまうのでは無いかと言うことでしたが、受け付けの人に聞くと営業時間以外は無料で通行出来るとのこと、ゲートなどで閉鎖されないことが分かり、ほっとしました。
ボルゲーノラインの行止に登山道の入山口が有るのを知らず、那須ロープウェイ山麓駅の駐車場に車を止めて登り始めました。山麓駅から行止の駐車場まで10分足らずでしたが、余分に歩いたと言えば言えそうです。
栃木県宇都宮市で生まれ育ったわたしには那須岳は馴染みの山です。
子供の頃から毎日見慣れた景色です。
一に男体山を主峰とする帝釈山山脈、二に那須連山を見ながら小学校へ通いました。冬の寒い日、霜柱を踏みながら学校へ行くのですが、空気の澄んだ早朝の那須連山の美しさは今でも覚えています。
今は宇都宮市の人の住む地域が拡大してしまい、わたしの自宅からは那須岳は見られなくなってしまいました。
子供の頃、遠足で登った記憶が有りますが、ロープウェイを利用したか定かではありません。硫黄の臭いと岩だらけの風景だけは覚えています。
那須岳に登るのは30数年ぶりと言うことになります。
本当は朝日岳と三本槍ヶ岳にも登りたかったのですが、時間的な都合で茶臼岳を往復するだけで我慢することにしました。