南会津から新潟へと抜ける国道沿いにある下台倉沢登山口から平ヶ岳まで往復をしてきました。
当初の予定では、距離があるので約12時間を見込んでいたのですが、地図で見て予想したとおり高低差が約1200mと低いことと、急勾配となだらかな勾配が交互に現れてきて体力の回復が用意だったので、約10時間半で往復することが出来ました。
楽しみにしていた花は種類は多く見られましたが、数はあまり多くありませんでした。それでも池岳の池の回りにはチングルマが咲いていてほっとしました。
それにしても平ヶ岳はユニークな山です。
利根川源流域の最奥の山でるとともに、南会津の最奥の山でもあるでしょう。日本百名山の一座でなければ、おそらく登山道は開かれなかったと思われる山です。
山頂は名前の通りに平らになっていて、池塘が幾つもある湿原となっています。苗場山も山頂に湿原がありますが、多少の段差や勾配があります。平ではありません。
北から往復できる道がある様で、池ヶ岳ですれ違った登山者は、北に延びる登山道を下って行きました。