7/23に金峰山と瑞牆山に登った時に右膝に炎症を起こしてしまいました。
このため、下山の時に痛みが出たので、しばらく登山を控えていました。
今回は右膝の炎症が一過性のものなのか、慢性のものなのかを確認するための登山です。
登り甲斐のある山で、標高差が少なく、勾配も緩やかな山を探したら、武尊山の武尊牧場からの登山ルートが該当することを見つけました。
当日の群馬県の天気予報は「曇り一時雨、降水確率40%」と言うものでしたが、わたしは天気図が読めるので、当日の天気は2000m級の山と言う事も考慮して、午前中曇り、昼前から一時小雨、午後は雨、一時土砂降りを伴う雷雨、ただし1日中本降りが続くことはないと判断をして登りました。
この予報は見事なくらいに的中しました。
幸い、山頂までは降っても小雨でした。下山の途中で豪雨に見舞われ雷の音も聞こえてきました。もし、登頂前に雷雨が降ってきたら、山頂には登らずに引き返したはずなので、自分の運の良さに感謝しています。
天候が過酷だったせいか山の印象は薄いです。
あえて選んだからでもありますが、だらだらとした緩やかな勾配が山頂間で続きます。途中に鎖場や階段状の級登坂路がありますが、いずれもたいしたことはなく、4時間の予定が3時間20分で登頂しました。休憩を取るほどでもないので一通り写真を撮り終えたらすぐに下山にかかりました。
下山後、すぐに雨が降り出してきて三ツ池では本降りとなってきました。
中ノ岳分岐を越えて樹林帯に入る頃には遠雷が聞こえ、雨も土砂降りとなりました。
右膝は山頂に登るまでは全く違和感がなく、一過性のものだと安心をしたのですが、中ノ岳分岐から違和感を覚えはじめ、樹林帯に入る頃には完全に痛みを伴うようになりました。
雨で登山道が川となってしまったので道沿いの木立や薮の中を歩いたりしながらの下山です。
もっともルートに危険な箇所が無いので、雨はさほどに気にならず、膝の痛みに閉口していました。歩くペースが遅いのと、天候が悪すぎるので下りのリフトに乗れるか心配していたのですが、無事に乗って下ることが出来ました。