前日の白山の登山に次いでの2日目。
荒島岳(1523m)は標高は低いですが、入山口の標高が低いので高低差は比較的大きな山です。また、等高線が密で急勾配です。スキー場のゲレンデを過ぎると、しゃくなげ平まで長い長い階段があります。
稜線の上に出ても、ピークとコルの組み合わせがほとんどありませんから、歩きながら体力の回復をはかれません。
「登山」「山登り」と言う言葉がこれほど適切な山も珍しいと思います。
この山は日本百名山の一座なので、わたしを含めて全国から登山者が訪れますが、それを除けば、白山の眺望がよいという他は、それほど強い個性を持たない山です。
全国的な人気を得ることは難しく、地元の登山家に愛される山だったでしょう。