国土地理院の1/25000の地図では山腹の途中まで林道が通っているのですが、一般車が通行可能かどうか、現地に着かなければ分かりませんでした。現地に着くと、ゲートは設けられていませんでしたが、一般車の通行が禁止されていたので、登山口にある観光協会の駐車場へ車を止めてから入山しました。
車で中腹まで登れれば午前中で往復が出来るのですが、山麓からの入山となると12000mの標高差があります。
登山口は西側の上野を取り、スキー場のゲレンデを長々と歩いてから、五合目辺りから登山道にかかります。
ゲレンデから山頂までは、地図で見たとおりの等高線が密の急斜面です。ジグザグに切られた道を上った先が山頂です。山頂はどこが最高地点か分からないような、広々としたところでした。
登山道を歩く人は殆どいないようですが、伊吹スカイラインが山頂まで通っているので、山頂には多くの人がいます。
伊吹山から降りた午後は、カヤックを琵琶湖に浮かべて、日没まで湖上にいました。
伊吹山は石灰を採取しているので山肌が醜くえぐり取られていますが、琵琶湖の湖上から遠目で見ると、円錐形の美しい山容をしています。