地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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見ノ越 | 07時28分 | ||
剣山 | 09時12分 | 104分 | 1時間44分 |
次郎笈 | 10時14分 | 62分 | 1時間2分 |
見ノ越 | 12時16分 | 122分 | 2時間2分 |
一日の歩行時間 |
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4時間48分 |
日付:2009/09/23 |
登山口はさすがに観光の名所らしく立派です。1車線の国道438を20km以上も走らなければならないにもかかわらず、どの駐車場も一杯です。駐車場は無料でトイレがあり、水を飲めるので、車中泊している登山者が多くいました。
登山道はまず剣山神社の参道を通った後から山に入ります。
参道の脇に湧水が有るので、飲み水として補給します。苦みがなく美味しい水です。
登山道は複数有りますが、最短距離で登る道はやや勾配がきつい道です。他の道の勾配はなだらかで登山と言うよりはハイキング感覚で歩けます。リフトがあるので手軽に登れるからでしょう、実際にTシャツにスニーカーという人を多く見かけました。
さすがに2000m近い高山と思えるのは、トリカブトの紫色の花を見つけたときでした。リンドウも花を咲かせています。
山頂には小屋というか売店があり、使用を終えたらしい気象観測の鉄塔などもあり風情に欠けます。山頂はなだらかな丘の様な地形です。寝転がったら気持ちが良さそうですが、人が歩ける範囲は決められているのでそうしたことは出来ません。
山頂に立つと正面に次郎笈(じろうぎゅう)が見えます。山容が立派なのと距離が近いので、時間調整のために登ることにしました。次郎笈へは一度コルを下ってから登るのですが、坂はさほどきつくはありません。剣山の山頂は人が多く喧噪でしたので休憩は次郎笈で取りました。たまたま人がいず、しかも雲にも閉ざされずに次郎笈の頂を満喫出来ました。歴史的な伝承と標高の高さから剣山の陰に隠れて名前の知られていない次郎笈ですが、わたしは頂きに立って名山の資格が十分にあると感じました。
下山は道を変え、コルから分岐をしている道を取りました。こちらはトラバースの道で、視界が広く変化に富み楽しい道でした。
下山したのは昼過ぎと予定通りでしたので、急いで着替え吉野川へと国道438を下り美馬へと向かいました。