10月も下旬となると日の出は遅く、余り早い出発が出来なくなりました。
この年の関東以南の気候は驚くほど暖かで、氷点下と思っていた蓼科山登山の入山の時も寒さを感じるほどではありませんでした。もっともこれは先週、東北地方の2000m級の冬景色の山を登ってきたから、余計に暖かく感じるのかも知れません。
ピタラスの駐車場から入山。北八ヶ岳の各ピークを縦走して蓼科山から蓼科高原に降りました。そこからは自転車でピタラスの駐車場まで移動。下り道が半分、半分が登り道で自転車での移動はつらかったです。
北八ヶ岳の横岳の山頂下までロープウェーが延びているのが、不思議と言えば不思議です。スキー場に良くあるゴンドラではなく、大きな作りの本格的なロープウェーなので、それなりの利用者がいないと採算が取れないはずです。
南八ヶ岳ならロープウェーの需要がるのも分かるのですが、南に比べてぱっとしないとわたしは思っている北八ヶ岳にも需要があるのでしょう。
北八ヶ岳の山域では、北端の蓼科山が一番の人気のある山でしょう。ただし、この山は登山の対象です。
次に人気のあるのが北横岳でしょうか。この山はロープウェーを利用すれば手軽に登れます。
北横岳の北に大岳があり、この山を目的に登る登山者は少ないでしょう。北横岳から蓼科山に歩く途中で立ち寄る山です。
雨池山、縞枯山、茶臼山の三座は、ロープウェーで登って麦草峠まで歩く途中で頂を踏むことが出来ます。あるいは、三座のうちの一座か二座に登ってロープウェーで下ってもよいでしょう。