約2週間の休日を取って、九州の日本百名山を全て登る計画を立てました。
初日が由布岳です。
由布岳は日本百名山の候補にあがったものの、見送られた山です。
標高差が少なく簡単に往復できると地図上では思えたのも、初日の山に選んだ理由の1つです。
初日からハードな山に登りたくないと言う気持ちがありました。
実際に登ってみると国土地理院の地図には掲載されていない登山道が複数あります。これらの道は、登山口にある、由布岳の登山道をえがいた大きな地図が参考になります。
登山道からは、由布岳を裾野から頂まで見ることができるはずですが、山頂から中腹にかけて雲がかかっていて見えません。この雲は終日かかっていたので、登山のあいだは頂を見ることが出来ませんでした。由布岳の山頂はこの後、九重山から見ました。雲海に頂を浮かべた由布岳でした。この日、全山の景観を見ていたらあれほどの感動は得られなかったろうと思います。何が幸いするかわかりません。