地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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牧ノ戸峠 | 14時16分 | ||
黒岩山 | 14時56分 | 40分 | 40分 |
上泉水山 | 15時57分 | 61分 | 1時間1分 |
牧ノ戸峠 | 17時29分 | 92分 | 1時間32分 |
一日の歩行時間 |
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3時間13分 |
日付:2009/11/16 |
久住山と牧ノ戸峠を挟んでいるのが黒岩山(1502m)です。
標高1502mと九重連山のピークと比べると見劣りしますが、他のピークと離れていて独立峰的な位置にあるので、連山の中の中途半端なピークよりも登山意欲をかき立てられます。
九重連山から戻って、わずかの休憩を取ると、すぐに黒岩山の登りにかかりました。
入口の指導標にカラスが止まっています。
入口こそコンクリートの階段がありますが、すぐに無くなり、後は山頂まで急勾配の荒れた、岩むき出しの道となります。勾配がきついので、雨水で登山道の土砂が流された様です。
登りにくい道となっていました。
斜面の道はジグザグには切られていません。
上り詰めると、黒岩山の狭い山頂でした。
北西の方角に白煙が見えます。目をこらしてみると建物が幾棟も建っていて、鉄塔らしいものも見えます。戻ってから地図で調べると、大岳地熱発電所でした。
黒岩山の山頂は北から西にかけて開けていて、眺望が得られます。
東は九重連山の頂は見えるのですが、なだらかな傾斜の斜面を黒岩山が持っているので、斜面に隠れて九重連山の中腹から山裾は見られません。山裾が見えないと、山のボリュームが著しく小さく見えます。
黒岩山は、九重連山の展望台としてはあまりよくないようです。
黒岩山の山頂に、予定よりも早く着いたので、北に延びている登山道を歩いて見ることにしました。
山頂の指導標には、泉水山と書かれています。
笹とススキに、丈の低い照葉樹に覆われた尾根道を歩きます。
北に張り出した尾根は、黒岩山よりも良好な眺望が得られました。西から北、東と180度、視界を遮られません。黒岩山からはよく見えなかった九重連山のすそ野もここからなら見られます。三俣山の中腹から吹き上がる噴煙がよく見えました。
上泉水山の標識が立っているピークが現れました。
国土地理院の1/2500の地図に上泉水山の名前はありませんが、黒岩山から泉水山の稜線の上に、1447mの岩のピークが書かれています。おそらく、これが上泉水山でしょう。
この辺りは、道が幾筋があります。
その殆どは踏み跡程度で、途中で消えてしまうものもありました。
踏み跡をたどって隣のピークに登ったりしながら、牧ノ戸峠に戻りました。