栃木県と福島県にまたがる南北10kmの火山群の総称が那須連山です。三本槍ヶ岳が最も古い火山30万年前に噴火、次いで朝日岳や南月山が20万円前から10万年前に噴火、現在火山活動をしているのは茶臼岳です。
魚沼郡の名山でしたが、いつの頃からか越後三山と越後を代表する名山に変わりました。魚沼駒ヶ岳(2003m)が主峰ですが、一番奥にある中ノ岳(標高2085m)が最も標高が高いです。次いで八海山(標高1778m)があります。修験道の山で、もともとの準廻りは八海山を起点として中ノ岳、駒ヶ岳へと進むのですが、近年は駒ヶ岳を起点に中ノ岳、八海山と廻るのが主流のようです。
新潟県と群馬県の県境に有る山で、日本百名山の一座です。日本百名山に選ばれていなければ、これほどの登山者で賑わうことは無かったでしょう。猛烈なヤブコギを覚悟しなければなりませんが、巻機山は谷川岳への縦走路が設けられています。巻機山の登山道分岐と谷川岳の登山道分岐があるのは確認しました。
上越国境に連なる2000m近い屏風の様な山並みです。日本百名山の一座です。東は利根川支流の湯桧曽川を馬蹄形に囲む様に白毛門、上州朝日岳があり、清水峠と蓬峠を挟んで茂倉岳、谷川岳があります。谷川岳からは西に稜線が延びていて、連峰最高峰で唯一の2000mを超える仙ノ倉山、西端となる平標山が連なっています。首都圏から日帰りで登る事の出来る山では、唯一、アルペン的な山容を持っている山脈です。
標高2578mの日光白根山は日本百名山の一座です。日光連山の奥の院に位置しています。日光以北では最高峰の山で、成層火山です。日光連山の中では唯一の活動的な活火山で、江戸時代の1649年に水蒸気爆発を起こしています。
日光白根山は幾筋の登山道が設けられています。
群馬県北部の奥利根地域に鎮座する山容の大きな成層火山で、すでに活動を終えた火山です。約100万年前に噴火活動をしていました。標高2158mの沖武尊が最高峰で主峰です。他に前武尊、剣ガ峰、家ノ串、中ノ岳、剣ガ峰山、獅子ガ鼻山の六座が2000mを超える高さを誇っています。北アルプスに穂高岳があるので紛らわしくならない様に上州武尊と呼ばれることもあります。
日光連山は男体山2486mを主峰に、女峰山2483m、太郎山2368m、大真名子山2376m、小真名子山2323mが連なっています。日光白根山とは湯の湖をを堺に対峙しています。男体山は日本百名山の一座です。女峰山から志津小屋をへて男体山に至る縦走路が設けられています。男体山の表の山麓には二荒神社があり、男体山山頂に二荒山の奥の院があります。男体山の山容が一番良いのは中禅寺湖の南岸にある半月山の展望台からでしょう。中禅寺湖越に男体山が見られます。
栃木県と群馬県の県境にある山で、日本百名山の一座です。標高は2144m。奥深い山地の中の一座なので登山道入口からかなりの距離を歩きます。登山道は二つあり、群馬県側と栃木県側です。表参道は栃木県側で庚申山の奥の院が皇海山だったと言われています。
群馬県中央に聳える山です。最高峰は黒檜山(くろびさん)1828m、他に駒ヶ岳、地蔵岳、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳、長七郎山からなる複成火山です。山頂直下まで車道が延びているので、アプローチが楽な山です。日本百名山の一座です。
茨城県中央部に聳える山です。山麓から山頂直下までロープウェーとケーブルカーが延びているので、山頂へはアプローチのしやすい山です。双耳峰の山で標高の高い方が女体山887m、低い方が男体山871mと呼ばれています。日本百名山の一座です。主な登山道は五つあります。
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エリア » 北関東・上州下越国境