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九州

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由布岳・鶴見岳

観光地として高名な由布温泉から一望できる成層火山です。別名は豊後富士。由布温泉から見ると円錐形の端正な山容が楽しめます。山頂は三つあります。噴煙や水蒸気は吹き上げていませんが、活動的な活火山です。

九重連山

九重連山は日本百名山の一座です。最高峰は中岳ですが、主峰は久住山です。大変数多くの火山がありひとつひとつを登っていると丸一日かけても廻りきれません。現在活動を続けている火山のピークは硫黄山で、他のピークからみると白い水蒸気を盛んに吹き上げていることが見られます。高原の様相を持った坊ヶツルにキャンプ場がある他、山中には温泉宿の法華院温泉があります。

阿蘇山

阿蘇山は世界規模のカルデラです。カルデラが出来た際の大噴火の痕跡は鹿児島県を除く九州全県と海を隔てた山口県まで及んでいます。現在活動している活火山は中岳(標高1506m)で、定点カメラで監視されています。遊歩道が整備されているので、誰でも手軽に活火山の噴気を見ることが出来ます。俗に阿蘇五山と言われますが、四座は中岳の周囲に固まっていて、根子岳(標高1337m)だけが半独立峰的に位置していて、登山口も別個にあります。日本百名山の一座です。

祖母山・傾山

祖母山は日本百名山の一座です。祖母山から傾山まで縦走路があります。大分県、熊本県、宮崎県の三県にまたがる山域で、冬には山頂に降雪があり、樹氷を見ることも出来ます。すでに絶滅したと言われる九州のツキノワグマが目撃される事でも知られています。大がかりなツキノワグマ探索がなされたこともあります。

霧島山

霧島山は日本百名山の一座です。数多くの火山のピークがある他、マールと呼ばれる火口に水が溜まる池が多くあります。霧島山は一つのピークを指すのでは無く、宮崎県と鹿児島県の領域に広がる火山群の総称です。主峰は高千穂峰(標高1574m)ですが、最高峰は韓国岳(標高1700m)です。活火山のピークは高千穂峰の脇に噴火口を持つ御鉢と、新燃岳の二座で新燃岳は平成年間に噴火活動を起こしました。高千穂峰登山口からは中岳、新燃岳、韓国岳、大浪池山と続く縦走路があります。火山の連山らしく各ピークの山頂は樹木が無く、すこぶる眺望が良いです。

開聞岳

開聞岳は日本百名山の一座です。標高は924mと低いですが海岸線から裾野を引いているので、その円錐形の山容は独特のものです。開聞岳は活動的な活火山で平安時代(874年、885年)に二度の噴火を起こしています。山頂には溶岩ドームがあります。頂は安山岩の岩がゴロゴロしていて、照葉樹がびっしりと生えています。歴史的には「ひらきき岳」と呼ばれていたものが開聞岳(ひらきき岳)から「かいもん岳」に呼び名が変遷したと考えられています。山麓には枚聞神社(ひらきき神社)があります。登山道は独特で北側に登山口があり、そこからネジを巻く様に円錐形の山を螺旋状に登って行きます。

屋久島(宮之浦岳・黒味岳)

宮之浦岳は九州の最高峰で日本百名山に書かれている名峰です。屋久島の山塊は海上から見ると八重山の通りに十重二十重に山塊が連なっています。宮之浦岳の山頂付近は笹に覆われていてアルペン的な雰囲気を感じさせてくれます。山頂は岩がニョキニョキと聳えています。眺望はすこぶる良さそうなのですが、屋久島は天候が悪いことが多いので、運次第で楽しめるかどうかが決まります。
日帰り登山はよほどの健脚の持ち主で無いと無理で、山中に一泊か二泊しないと宮之浦岳の頂には達せられません。
登山道には無人の避難小屋が多数設けられているので、繁忙期を除けば山小屋を利用できます。ただし食料は自力でもって登ります。
屋久島にはヤクシカと呼ばれるニホンジカが生息しています。本土の鹿よりも大分小柄で、おでこが張り出しているのが特徴です。雄鹿は立派な角を持ち、体格の小ささを感じさせません。

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運営者紹介

Yuichi Mizunuma H.N.う

Yuichi Mizunuma (H.N.zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。

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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。

現在は八王子市に居住中、今後は八王子市から離れることはありません。

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