群馬県北部の奥利根地域に鎮座する山容の大きな成層火山で、すでに活動を終えた火山です。約100万年前に噴火活動をしていました。標高2158mの沖武尊が最高峰で主峰です。他に前武尊、剣ガ峰、家ノ串、中ノ岳、剣ガ峰山、獅子ガ鼻山の六座が2000mを超える高さを誇っています。北アルプスに穂高岳があるので紛らわしくならない様に上州武尊と呼ばれることもあります。
登山口は幾つもあります。最も取り付きやすいのは武尊牧場から入山する登山道です。牧場まで車が乗り入れられて、更にリフトで標高を稼ぐことが出来ます。リフトの終着点を越えるとダラダラとした登り坂が続きます。周囲は樹林帯眺望は得られません。途中、クサリ場や階段状の急な登坂路がありますが、危険を感じることはないでしょう。武尊牧場から山頂までは約3時間30分です。八月上旬にはアザミやコオニユリなどの花が楽しめます。
標高1738m付近に無人の避難小屋があり、中は20畳ほどの広さで半分が土間、半分が板敷きです。標高2083m付近に菩薩界の清水が湧いているので、水の心配は不要です。
笹に覆われた中にぽつりとハゲている箇所が沖武尊の山頂です。視界が広やかなので天候に恵まれれば、眺望が得られるでしょう。
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