群馬県と長野県の県境にある標高2354mの山で、日本百名山の一座です。登山口は上信国境の鳥居峠にあります。四阿山は、日本百名山の一座でなければ現代の登山者の登山の対象にはなりにくい山でしょう。登山道は変化に乏しく山頂からの景観も平凡で興味を引きません。
鳥居峠の登山口はゲートで閉じられている林道です(標高1369m付近)。標高1405m付近で林道が分岐します。標高1593m付近でようやく林道歩きが終わり、登山道へと変わります。途中的岩がありますが、あまり魅力的ではありません。北海道の武華山のライオン岩くらいの迫力が無いと名所とは言えないでしょう。的岩を過ぎると薄暗い樹林帯を通ります。稜線に出ると視界が開けます。山頂の稜線は石で覆われています。一度コルに下ってから登り返して山頂へたどり着きます。途中、菅平側の登山道と合流します(標高2298m付近)。
山頂からは視界良好で、北側の根子岳の山塊が見られ、南側には湯ノ丸山の山嶺が見られます。
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