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蓼科山

蓼科山は北八ヶ岳の最北端の山ですが日本百名山の一座に選ばれているので、別項目を立てました。山頂から中腹までは美しい裾野を引く成層火山の山容をしています。登山口は複数あって、利用者の多いのは女神茶屋登山口です。他にも車道で2099m付近まで登れる大川原登山道も距離が短く高低差も少ないので利用者は多いようです。

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大河原峠登山道の登山口にはヒュッテが建っています。路線バスは無く自家用車が頼りです。大河原峠への舗装路はかなり荒れています。駐車場は30台ほど止められます。
大河原峠から将軍平までの道は急峻で、雨の日や雨の翌日などは登山道が川となる事もあります。坂道を登り切ると将軍平にでます。将軍平には山小屋があって、小屋の前にテントを張って山のグッズを商売をしています。
将軍平から蓼科山までは岩場の急な坂道を登ります。ジグザグに切られた道では無く一直線に山頂に延びている道です。ペンキでマーキングがされているので道に迷う心配はないでしょう。山岳ツアーもこの登山道を利用する様で、足がすくんで登れない登山者をよく目にします。
蓼科山の頂は不思議な景観をしています。活動を終えた火山なのですが、広い円形の頂は石が敷き詰められていて祠が建っています。噴火口が無ければピークもありません。どこが最高地点かも判然としません。山頂の直ぐ下には蓼科山山頂小屋が建っています。
景観は遠く八ヶ岳が見渡せます。雲海の時には幻想的な眺望です。

蓼科山の登山口の内、人気の登山道が乙女神茶屋登山口です。登山口からしばらくは樹林の中を歩きます。標高1815m付近から笹に覆われた道となります。
この登山道は急峻な坂道を殆ど休む箇所も無いままに山頂へと至ります。所要時間は3時間30分くらいです。

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エリア » 蓼科山

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Yuichi Mizunuma H.N.う

Yuichi Mizunuma (H.N.zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。

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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。

現在は八王子市に居住中、今後は八王子市から離れることはありません。

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