地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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新穂高温泉 | 07時22分 | ||
わさび平 | 08時26分 | 64分 | 1時間4分 |
秩父沢 | 09時23分 | 57分 | 57分 |
鏡池 | 11時00分 | 97分 | 1時間37分 |
弓折乗越 | 11時54分 | 54分 | 54分 |
双六小屋 | 13時11分 | 77分 | 1時間17分 |
双六岳 | 14時12分 | 61分 | 1時間1分 |
三俣蓮華岳 | 15時24分 | 72分 | 1時間12分 |
三俣小屋 | 16時15分 | 51分 | 51分 |
一日の歩行時間 |
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8時間53分 |
日付:2010/08/02 |
新穂高温泉から入山をすると秩父沢の手前で車道が終わり登山道となります。ここからが登山と言ってよいでしょう。途中で笠ヶ岳への登山道の入り口を確認しておいたことがのちに役立ちました。
秩父沢から鏡平山荘までは以外にきつい勾配の箇所が多く体力を消費しました。その代わり、常に右手に穂高連峰と槍の特徴のある巨大な壁を見ながら歩くことが出来ました。雲一つかかっていない槍と穂高を見るのは珍しいようです。
入山時間が7時半と遅く、入山場所が新穂高温泉と予定よりも3kmも遠かったので双六山荘を野営の第1候補としていたのですが、到着時間を見ると午後1時をわずかに回ったところ。とてもこの時間にテントを張る気が起きず、三俣蓮華岳の下の三俣山荘を目指しました。
三俣蓮華岳までの道では、予想以上に野の花を見ることが出来ました。
わたしが体験した7月の大雪山には及びませんでしたが、これまで内地の山々を歩いていて容易にお花畑と呼べる花の群生に出会えなかったのですが、さすがに標高2500m以上の峰が続く北アルプスの登山道だけあって、左右には花が咲き乱れています。
ここまで半日以上歩いて山頂を一つも踏んでいないので、途中から道を曲げて双六岳の山頂を経由することにしました。
三俣山荘へ向かう途中の道で出会ったのが雷鳥の親子。
最初はハイマツの中にいたので、そっとしゃがんで気配を消してカメラを構えていたのですが、人を恐れないらしくどんどんわたしのそばに近づいてきて、とうとう2mあまりのところまで歩いてきました。そこで親鳥は砂浴びを始め、雛は親鳥の周りをちょろちょろと歩いています。雛はとても小さくウズラの卵に頭と足を付け足したくらいしかありません。
三俣山荘で受付を済ませテントを張り終えたのが午後4時40分。
初日としては丁度よい歩いた時間と距離でした。