晩秋の大菩薩嶺登山

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概要

日程:
2008/10/27 08:37~14:48 日帰り
登頂:
大菩薩嶺
天候:
薄曇り、のち雹
晩秋の大菩薩嶺登山

ハイカーで賑わう大菩薩峠ですが、丸川峠から大菩薩嶺までと、大菩薩峠から石丸峠の区間はほとんど歩く人がいなくて静かです。時間的には半日で歩ける距離なので、あらかじめ自転車などを下山口になる石丸峠バス停に置いておけば、手軽に誰でも歩くことが出来ます。

丸川峠分岐登山口には10台以上の車が止められる駐車場があります。それほど利用者のいない駐車場なので、登山シーズンの週末や祝祭日以外なら早朝でなくても止められるでしょう。

丸川峠までの道は急勾配ですが、峠から大菩薩嶺を経て石丸峠までの道は、小さなアップダウンを繰り返すハイキングコースの様な道です。登山の対象というよりも、ハイカーが訪れる理由が分かります。

予定変更

前日の両神山で夜間に無理をして下山して体力を消耗したので、大菩薩嶺では歩くルートを急遽予定を変更しました。
当初は、上日川峠から大菩薩嶺-大菩薩峠-小金沢山-黒岳-湯の沢峠の縦走を予定していましたが、このルートでは距離が長いので、丸山峠から大菩薩嶺を経て石丸峠まで縦走して下山をすることにしました。
石丸峠を下ったところで雹に降られたので、この選択は正解でした。

丸山峠

丸山峠分岐登山口にはタクシーで乗り付けた登山者が1組いました。2台で8名ほどの大人数です。わたしの登山は全て人力に頼っているので、縦走した場合、入山した場所までは自転車で帰ってきます。この日も事前に石丸峠の下山口の小屋平に折りたたみ自転車を置いてきました。

石丸峠分岐登山口からしばらくは廃道となった林道を歩きます。至極単調で飽きたころにようやく登山道に入れます。

大菩薩嶺

登山道も昨日の両神山と比べると拍子抜けするほど歩きやすく、勾配もあって無いような道です。気が付いたら大菩薩嶺の頂きに付いていました。

これが日本百名山かととまどいましたが、先へ進みます。大菩薩峠が見える辺りから景観が一変して、見晴らしが良くなります。

大菩薩峠

大菩薩峠を過ぎて小さなピークを越えて石丸峠へとたどり着きますが、どうもなだらかな勾配ばかりで登山をしたという気になれません。

石丸峠から小屋平への下りだけが急で、山を下りていると実感させてくれました。

舗装路を自転車で走り、上日川峠の茶屋で写真を撮っていると、小雨が降り出してきました。

自転車を漕ぐ速度を上げ車にたどり着いたとたん、大粒の雹が降ってきました。当初、予定していたルートを歩いていれば、縦走中にこの雹に降られていたことになります。

たまたま早く切り上げて下山をしたおかげで雹に降られずに済みました。

標高

最高地点:
2,056 m
標高差:
入山地点1,035 m から最高地点までの標高差1,021 m
標高差:
最低地点1,035 m から最高地点までの標高差1,021 m

地図

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