地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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黒部五郎小屋 | 05時20分 | ||
三俣蓮華岳 | 07時16分 | 116分 | 1時間56分 |
双六小屋 | 09時33分 | 137分 | 2時間17分 |
弓折乗越 | 10時36分 | 63分 | 1時間3分 |
笠ヶ岳 | 15時44分 | 308分 | 5時間8分 |
抜戸岳分岐 | 17時31分 | 107分 | 1時間47分 |
わさび平分岐 | 22時05分 | 274分 | 4時間34分 |
新穂高温泉 | 23時16分 | 71分 | 1時間11分 |
一日の歩行時間 |
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17時間56分 |
日付:2010/08/04 |
早朝は晴天。
昨日は見えなかった黒部五郎岳が頂から稜線まではっきりと見えました。黒部五郎がわたしのために別れを告げてくれている様な気がします。
黒部五郎山荘から上り道を一気に歩き通し三俣蓮華岳に着きました。ここから双六小屋へ。
双六小屋で休憩を取っていると、急斜面のピークへ登る人が多くいるので、GPS内蔵の地図で行き先を調べてみると槍ヶ岳の様でした。
双六小屋から見てみる槍ヶ岳のこちら側の斜面は驚くほど急でとても登山道を設けられるとは思えなかったのですが、どうやら道はあるようです。
双六小屋を後にして、弓折岳を過ぎ大ノマ岳を越えて笠ヶ岳へと進みます。
弓折岳分岐を過ぎるとめっきりと登山者が少なくなりました。やはり笠ヶ岳はメインルートから外れているので、目指す登山者は少ないようです。笠ヶ岳までの道は曇ったり晴れたりとめまぐるしく変わる天候と、アップダウンの多いことが印象に残っています。ただ、残念なのは周囲は雲で覆い隠されてしまっていたこと。晴れていると行ってもわたしが歩いているところに日が差しているだけです。まぁわたしの日焼けの土合が進むだけに日が差している様なものです。
笠ヶ岳の急峻な上り道を登り満足感に浸りました。後は下山をするだけ。わたしの計算が狂うのがここからです。笠ヶ岳の稜線から笠道を下り左股林道へたどり着くのにわたしは2時間から3時間を見ていたのですが、実際に歩いてみると、地図上の道と実際の道が大幅にずれていてとても3時間では下れませんでした。
午後8時から遅くても午後9時には下山できるものと思っていたのに、笠道を降り終えたのが午後10時過ぎそこからゲートのある新穂高温泉の入山口まで約2.5km。15時間以上歩き通しているわたしには実に長い距離で、1時間10分もかけてたどり着きました。
この日は17時間以上を歩きました。1日に歩いた時間としては今後破ることはないだろうと思います。