第1日目 飯豊山荘-ダイグラ尾根(宝珠山)-飯豊山(往復)

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行程

地名到達時刻所要時間
飯豊山荘06時50分
林道の終点07時21分31分31分
千本峰10時11分170分2時間50分
宝珠山11時33分82分1時間22分
飯豊山13時28分115分1時間55分
飯豊山荘19時19分351分5時間51分
一日の歩行時間
12時間29分
日付:2010/08/23

山行記

宝珠山までの道

駐車場のある飯豊山荘からダイグラ尾根の登山口まで、しばらく車道を歩きます。一般車の通行が禁止されている林道です。
林道の行止が登山口があります。

入山するとすぐに吊り橋を使って桧山沢対岸に渡り、尾根に取り付きます。桧山沢から尾根の上に出るまではきつい坂道です。

ダイグラ尾根の上に出ると、傾斜が多少緩やかとなります。
それほど人に歩かれていない道の様ですが、道ははっきりと付けられていて、迷うことはなさそうです。
小さなピークを幾つも越えて行く道で、登り下りを繰り返しながら、少しずつ標高を高めて行きます。

ピークに登るのはおっくうですが、ピークの上は大抵は視界が開けているので、眺望が楽しめます。最も尾根の先を見ると、延々と長い尾根が続き、飯豊山のある尾根の先端は雲の中に隠れていて見えません。雲の先まで歩くのが分かると、歩く気持ちがくじけそうになります。

ピークとその周りはハイマツに覆われていますが、ピークトピークのあいだの鞍部はダケカンバと針葉樹の自然林が多く見られます。

ダイグラ尾根の最後のピークが宝珠山ですが、これは稜線上の一突起です。宝珠山と書かれた標識が無ければ、気づかないで通り過ぎるでしょう。

飯豊山

宝珠山を越えて鞍部に下ると、いよいよ飯豊山の登りです。
これまでの小ピークの登りとは明らかに違う、傾斜のきつい斜面をジグザグに登ります。

山頂はハイマツに覆われています。
山頂からは東と西に大きな尾根が延びているのが印象的です。
東の稜線には雲にかすんでいますが、山荘が見えます。
西の稜線には残雪が残っているのが見えます。
これほど大きな稜線を持った山というのも珍しいでしょう。機会を作って、縦走をして見たいものです。

飯豊山の山頂の標識は、無愛想で気に入りました。細い木の角材に、「飯豊山」「標高二千百0五M」とだけ書かれています。
山頂から歩いて来たダイグラ尾根を振り返り、この尾根道を下る事を考えて、気重になりました。

地図

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