地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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岩尾別温泉 | 05時09分 | ||
羅臼平 | 07時57分 | 168分 | 2時間48分 |
羅臼岳 | 08時46分 | 49分 | 49分 |
岩尾別温泉 | 11時46分 | 180分 | 3時間 |
一日の歩行時間 |
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6時間37分 |
日付:2010/09/08 |
前日に、雄阿寒岳に登ってから、釧路川を源流の屈斜路湖から美留和橋までカヤックで下って遊んだりしていたので、岩尾別温泉に着いたのは夜中でした。
駐車場は一杯で、ホテル地の涯に至る道の路肩も車で一杯です。
ホテルの前の露天風呂を利用してから、元来た道を引き返して、ウトロに宿を取りました。
翌朝、ホテル地の涯から入山をします。
ホテルの脇には木下小屋が立っていて、ここの駐車スペースは空いていました。
雨が降っています。
木下小屋の裏手に登り口があり、ここからオホーツク展望台と名付けられた尾根の先端までジグザグの上り坂が続きます。尾根の上にでる手前に、注意、ヒグマの看板があり、読んでみると、登山道付近に蟻の巣があって、その蟻をヒグマが食べに来ると書かれてありました。
尾根の上にでると、オホーツク展望台と書かれた標柱が立っていますが、樹林に囲まれているので、展望は全くありません。
頂上まで5.9kmと書いてあります。
尾根の上にでると、ミズナラとダケカンバが多く見られます。
ダケカンバは根が曲がっているので、積雪の多いことが分かります。
弥三吉水の湧いているあたりには、テントでも設営した跡なのか、平に整地された一角がありました。
すぐ先が極楽平と呼ばれる平らなところです。
極楽平の上にこのときは涸れていた大沢の登りがあります。
この辺りは森林限界を越えているので、風が吹きさらしになります。
朝からの雨に加えて、上の方では強風が吹いていました。沢筋を登って行くと、風に飛ばされそうになったり、体温を急激に奪われたりしたので、岩陰に隠れて防寒着を一枚着足して風が弱まるのを待ちました。
羅臼平はハイマツに覆われた平坦地です。
雲が深くてどれほどの広さがあるのか分かりませんでした。
食料やザックを入れておく金属製の箱が設置されています。羅臼平と羅臼岳を往復する登山者の荷物がヒグマに鵜原餘ないようにするためのものです。
羅臼平からハイマツの切明道を進んで行くと、岸壁に行き当たります。
岩の上に黄色と赤のペンキのマーキングが付けられています。
岩の上が羅臼岳の山頂で1661mあります。
面積の小さなところです。
横殴りの風が吹き続けていて、立っていられません。岩陰に隠れて居ましたが、それでも風にあおられて転倒をしたほどです。
下山の途中で、一組の登山者とすれて違いました。