地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
---|---|---|---|
京王高尾山口駅 | 08時16分 | ||
高尾山 | 09時32分 | 76分 | 1時間16分 |
陣馬山 | 13時04分 | 212分 | 3時間32分 |
藤野駅 | 15時02分 | 118分 | 1時間58分 |
一日の歩行時間 |
---|
6時間46分 |
日付:2010/12/25 |
ケーブルカーの清滝駅の横の歩道をまっすぐ行き、病院の手前を左に曲がると6号研究に入ります。
高尾山に登る歩道の中では、唯一の谷筋の道です。
小さな流れの谷ですが、稲荷山の尾根と高尾山の主稜線に挟まれているので、谷は以外に深く、歩道の下10m位を流れる箇所もあります。ハイキングコースとしては、手軽に高度感を味わえます。
沢を渡る箇所はありませんが、地下水が湧き出て地面を泥道にしている箇所や、沢が歩道と平行して流れていて、土砂を流して石の上を歩く箇所などがあります。防水加工された登山靴なら気にする必要のない程度ですが、ハイキングシューズや一般靴では水がしみこんでくるかもしれません。
稲荷山歩道の分岐を過ぎると谷から離れます。
高尾山の山頂から延びてくる尾根に取り付き、山頂まで階段状の坂道を登ります。ハイカーにとっては最後の力の見せ所です。
早朝の高尾山の山頂には、人影はまばらです。
冬の朝の空気は澄んでいるので、富士山がより美しく見えます。
高尾山から陣馬山の稜線の広葉樹は、殆どが葉を落としていますが、植栽された針葉樹林が多いので、以外に緑が残っています。
景信山と明神峠のあいだの泥道の北斜面に、シモバシラの群生があります。草が吸い上げた水分が凍結して茎を裂くことで出来るシモバシラですが、12月から1月にかけて、急激に気温の下がったときが一番の見頃と言われています。
陣馬山から南に下る道で最短距離に登り下りの出来る道が栃谷尾根道です。
針葉樹林の中の道なので、殆ど眺望はありません。
樹霜の変化も乏しい道です。
栃谷尾根から集落を抜けて車道に出る辺りの道順は、すこし分かりづらいです。各分岐には標識が立っているので、それを宛にして進みます。
栃谷の集落は、びっくりする様な急斜面に家が建ち並んでいます。家と家のあいだの斜面は茶畑となっています。東京都から尾根筋一つ越えた所に、この様な四国や紀伊半島の山村の様な美しい集落があるのは驚きです。
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